ジョニーウォーカーのキーモルトの1つとしても知られる『クライヌリッシュ』昔から変わらず評価の高い銘柄です。ここではクライヌリッシュの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。
クライヌリッシュの歴史と蒸留所
クライヌリッシュ蒸留所は1819年に設立。1925年にDCL社が買収し現在はディアジオ社系列になっています。
ちなみに1967年に新しい蒸留所を建設した際に、そちらをクライヌリッシュと名乗ることになっています。古くからある蒸留所はブローラは1983年に生産を停止し、現在ではクライヌリッシュ蒸留所(新しい蒸留所)だけになっています。
クライヌリッシュはゲール語で「金色の湿地」という意味。
ポッドスチルは胴部分がボール状のバルジ型、クラインミルトン川の水を使用し年間約480万リットル生産されています。
クライヌリッシュの種類と味の特徴
クライヌリッシュ 14年
立地の影響により、わずかに海の気質を持ちながらも、はっきりとしたやわらかさ・複雑さというハイランドの特質も兼ね備えています。麦芽にピートが焚かれていないノンピートなのもの特徴的。
ヘザーハニーのようなコクのある甘味、蜜蝋を思わせるワクシーなフレーバー。ドライでアーシーな風味が鼻に抜け微かな潮風の余韻が残ります。香りは洋梨、さくらんぼ、蜜蝋、スッキリした甘さ、木材、ワックス。味わいは辛口、軽い塩気、紅茶。時間が経つほど甘味を強く感じる。
容量700ml・アルコール度数46度
クライヌリッシュのおすすめの飲み方
食前、食後を問わない、完璧なオールラウンド・モルトウイスキーです。少量の水を入れると、非常に芳醇な香りと味になります。ストレート、トワイスアップ、ロック、ハイボールとそれぞれの好みの飲み方で楽しめます。
ちなみに日本で流通しているクライヌリッシュは「クライヌリッシュ14年」のみとなっています。
クライヌリッシュの選び方
クライヌリッシュはピート香が苦手な方におすすめのノンピート。代わりにオイリーさとかすかな塩っぽさがクライヌリッシュの特徴となっている。非常に飲みやすいハイランドの特徴もしっかりと感じることができます。
えのき商店 STAFFの意見
ジョニーウォーカーの重要な構成原酒としても有名で、日本でも近々登場するハイランドオリジンは「クライヌリッシュ」と「ティーニニック」になっています。
ハイランドの特質と海岸ならではの潮を感じるスパイシーでコクのある銘柄です。
ピートを焚かないノンピートなので、ピート香は苦手だが塩っぽさやスパイシー感が欲しいという方に愛飲されています。その評価は昔から変わらず価格に反映されています。
品切れになりやすい銘柄ですので、再入荷通知や各ショップメルマガ、Twitter(@enokishouten)のフォローして頂けますと入荷情報等もアップしています。
最後に当店スタッフが「クライヌリッシュ」の解説動画をYoutubeにアップしているので是非ご覧ください。
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