ハイランドとアイランズを併せ持つと言われているオーバン。ここではオーバンの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。
オーバンの歴史と蒸留所
オーバン蒸留所は1794年に創業。オーバンの港町の中心にあります。
ゲール語で「小さな湾」という意味のオーバンには作曲家のメンデルスゾーンが1829年にフィンガルの洞窟に向かう時に立ち寄り、その後の交響曲第3番「スコットランド」と序曲「フィンガル洞窟」になったそうです。
ポッドスチルはランタンヘッド型、アードコネル湖の水を使用しその殆どがシングルモルトとしてリリースされています。
オーバンの種類と味の特徴
オーバン 14年
香り:新鮮なオレンジ、レモン、梨、塩と泥炭のヒント。
味わい:乾燥イチジク、スパイス、ドライなスモークモルト。
フィニッシュ:長く、滑らかで、オークのような甘さ。塩の粒。
容量700ml・アルコール度数43度
オーバン 18年
香り:熟したバナナ、梨、プラムのノートを持つピートスモークとスパイシーな木。
味わい:ドライなスモークモルトの和らげられた口いっぱいの甘さ。
フィニッシュ:長くて甘い。ダークチョコレートと塩キャラメルのヒント。
容量700ml・アルコール度数43度
オーバン リトルベイ
香り:熟した果樹園の果物とバランスのとれた豊かなナッツ。
味わい:歯ごたえのあるフルーツパン、オレンジスパイス、カリカリの青リンゴ。
フィニッシュ:エレガントなダークチョコレートタンニンで長い。
容量700ml・アルコール度数43度
オーバン ディスティラーズ エディション
モンティラフィノシェリー樽で追加熟成。
香り:砕いたブドウ、オレンジの皮、塩、煙で楽しく複雑です。
味わい:柔らかい麦芽、繊細な果物、塩水の波。
フィニッシュ:甘くしたジャマイカのコーヒーとオーク材のノート。
容量700ml・アルコール度数43度
オーバンのおすすめの飲み方
ハイランドの産のウイスキーながら潮っぽさがあるオーバンのおすすめの飲み方はロック。軽やかなフルーティさと潮のニュアンス、余韻にナッティさが楽しめます。
またハイボールにしてもフレッシュな爽快さと少しの潮気がたまりません。
オーバンの選び方
ウイスキーは甘めの方が好きだが、シェリー系はちょっと苦手という方におすすめするのがオーバン14年。甘さのなかの潮気が心地よく酒を勧めてくれます。
クセが少ないので女性の方でも気にいる方が多い。
榎商店 STAFFより
上記でも何度も書きましたがオーバン14年はハイランドモルトとアイランズモルトを良いとこどりしたモルトとして人気です。
印象は甘い風味が長く続き、やさしいフルーツと麦の香りと甘さのバランスに優れています。その中に少し潮を感じるニュアンスがアクセントとなって楽しめます。
品切れになりやすい銘柄ですので、再入荷通知や各ショップメルマガ、Twitter(@enokishouten)のフォローして頂けますと入荷情報等もアップしています。
最後に当店女性スタッフが「オーバン」の解説動画をYoutubeにアップしているので是非ご覧ください。
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