
1960年代以前の「古き良きスペイサイドモルト」の味わいを現代に受け継ぎ、コンピューターに一切頼らない徹底した手作業でのウイスキー造りを貫く「ベンロマック蒸溜所」。
その実直なクラフトマンシップを愛する世界中のファンに向けて、特別な限定ボトル「ベンロマック チャンピオンズ 2026 エディション2(Benromach Champions 2026 Edition 2)」が登場しました。
ブランドを象徴する伝統のスタイルと、選び抜かれた原酒のポテンシャルが極限まで高められたこのボトルの特徴と、おすすめの楽しみ方を解説します。
「チャンピオンズ 2026 エディション2」の3つの特徴
1. 栄誉ある「チャンピオンズ」の名を冠した特別仕様
「チャンピオンズ」シリーズは、ベンロマックの熟練した職人(ディスティラー)たちの情熱と技術の集大成として、特定のテーマや優れた原酒のみを厳選してボトリングされる特別なエディションです。2026年の第2弾となる本作も、限られた数量のみがリリースされる貴重なスモールバッチ(少量生産)であり、コレクターや愛好家の知的好奇心を強くくすぐる仕上がりとなっています。
2.「ファーストフィル樽」のみを使用する贅沢な熟成
ベンロマックの絶対的なルールのひとつが、原酒の熟成に「ファーストフィル(バーボンやシェリーを熟成させた後、初めてスコッチを入れる樽)」の高品質な樽を多用することです。このエディションでも、樽が持つ豊かなバニラや果実の風味が原酒にダイレクトに注ぎ込まれており、非常にリッチで深みのある琥珀色と重層的なアロマを獲得しています。
3.スペイサイド伝統の「穏やかなスモーク(ライトリーピーテッド)」
現代のスペイサイドモルトはピート(泥炭)を焚かないノンピートスタイルが主流ですが、ベンロマックは地元で採れるピートを少しだけ使用した伝統的なスタイルを守り続けています。フルーティな甘みの奥に漂う「ほのかな焚き火の煙」は、アイラモルトの強烈なスモークとは一味違う、エレガントで温かみのある余韻をもたらします。
テイスティングノート

厳選されたファーストフィル樽と伝統のスモークが織りなす、複雑でバランスの取れた味わいです。
香り:熟したオレンジやダークベリーの濃厚な果実香に、蜂蜜、ローストしたナッツ。その奥からベンロマック特有の「柔らかな焚き火の煙」とオークのスパイスが立ち上がります。
味わい:口当たりは非常にオイリーで滑らか。ダークチョコレートやフルーツケーキのリッチな甘みに、シナモンやジンジャーの心地よい刺激がアクセントを加えます。
フィニッシュ:フルーツの甘みとオークの香ばしさが長く続き、最後にピートスモークが優しく鼻腔を抜けていく、非常にエレガントなフィニッシュです。
味わいを最大限に引き出す、おすすめの楽しみ方
この特別な限定ボトルのポテンシャルを余すところなく楽しむためには、以下の飲み方がおすすめです。
- まずは「ストレート」で香りの層(レイヤー)を探求する
職人たちが丹精込めて作り上げた原酒のありのままの姿を知るために、まずはストレートで。チューリップ型のグラスに注ぎ、時間が経つにつれてフルーツの甘みからスモークへと変化していく「グラスの中の物語」をじっくりと楽しんでください。 - 「少量の加水」で果実味を鮮やかに開花させる
ストレートで味わった後、常温の水をほんの数滴だけ落としてみてください。アルコール感が少し丸くなることで、ファーストフィル樽由来のオレンジやベリー系のフルーティな香りが一気に広がり、より複雑な表情を見せてくれます。
榎商店STAFFより
決して効率を求めず、職人の五感(視覚、嗅覚、触覚)のみを信じて生み出されるベンロマックのウイスキー。「チャンピオンズ 2026 エディション2」は、その妥協なき哲学がボトルに詰め込まれた至高の一本です。
いつもの夜を少しだけ贅沢にしてくれる伝統のスペイサイド・スモークを、ぜひご自身の舌でじっくりと紐解いてみてください。
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