ザ・モルトマン ブレンデッドモルト 1997 23年を飲んでみた感想

ザ・モルトマン 「ブレンデッドモルト 1997 23年」の試飲サンプルをいただきましたので飲んでみました。

今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。

ザ・モルトマン ブレンデッドモルト 1997 23年の感想

このモルトマンはマッカラン、ディーンストン、トバモリーをブレンドしたバッテッドモルトのようで、なんとも贅沢ですよね。

すでに注いだそばから甘〜い香りがしています。

では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。

公式テイスティングノート

では公式のテイスティングノートから引用してみます。

アプリコット、オレンジのような果実香が広がる。クリーミーでエレガント。バター、シロップのような麦芽っぽさがありナッツやシェリーの甘さにシフトする。バランスがよく、レーズンの甘さが広がり心地よい。
引用元：The Maltman 1997 Blended Malt 45.8% 700ml

では実際に飲んでみた感想を書いてみます。

ザ・モルトマン ブレンデッドモルト 1997 23年 ストレート

香りは杏の独特の甘い香りが強いですね。甘い香りの後に柑橘系の香りも感じられます。フルーティさが強いですね。

味わいは口に含んだ瞬間シロップのような甘味が広がり、そこからパンのような甘味とナッツの香ばしさ、さらにドライフルーツの甘味が次々と来ます。フィニッシュはレーズンの甘味がありながらもビターなテイストが伸びていきますね。

これはめちゃくちゃ美味しいです。長くマッカランも飲んでないんですが、やはり23年熟成という事で凄く芳醇ですね。

最後に私的総評

若干ゴムっぽさも感じてしまう程のシェリーの熟成感、これまで苦手だったこのゴムっぽさですが甘味と香ばしさ、そしてシェリーの甘味の余韻と次々に感じられる複雑な味わいに気になりませんでした。

ブレンデッドモルトだからなのか、この熟成年数で考えると非常に良い価格帯なのかなと思います。これはちょっと私自身買おうかなと思います。

因みにSaketryではフルボトルの他にテイスティングボトルも販売されています。