ジョニーウォーカー-XR-21年のここが凄い!おすすめポイント

ジョニーウォーカーと言えばカラーで分けられたボトルが知られていますが、見逃してはいけないのが「ジョニーウォーカー XR 21年」です。

この記事は銘柄の中でも限定品であったり、少し特別なボトルにスポットを当てて何が特別なのかを解説していく記事になります。

ジョニーウォーカー XR 21年のキーモルトが凄い

ジョニーウォーカー XR 21年には特別なキーモルトが入っているので有名ですが皆さんご存知でしょうか。

そう既に閉鎖されている「ブローラ蒸留所」のモルト原酒がキーモルトの1つとしてブレンドされています。とは言えブローラ蒸留所って聞いたことがない方もいると思うので、少し解説してもらいます。

ブローラ蒸留所とは

ブローラ蒸留所はハイランドにあった蒸留所で、設立当初は『クライヌリッシュ蒸留所』という名前だったんじゃよ。1967年に新たに現在のクライヌリッシュ蒸留所が建設され、当時はA・Bと名付けられていたそうじゃ。
その後ブローラと改名されるんじゃが、1983年にウイスキー不況のため閉鎖してしまっている。
えのき先生
えのき先生

ここでクライヌリッシュという名前から、現在のクライヌリッシュ14年の味わいを思い浮かべてしまいそうですが、ライトリーピーテッドの原酒を主に造っていたそうですが、一時はカリラ等のブレンデッド原酒の不足を補うためヘビリーピーテッドの原酒も生産していました。

そして記事を書きつつ現在でもブローラが入手できるのか調べてみたところ、なんと見つかりました。

ブローラ 38年 1977

ブローラ-38年-1977

ディアジオ社のスペシャルリリース2016でリリースされたもの。

ワックスで手入れされた革製品、カリカリに焼けたチーズの皮、缶入りパイナップルの香り。味わいは甘いアーモンド、ヘーゼルナッツ入りホワイトチョコ。穏やかなスモーク。余韻は粉砂糖、ダークチョコレート。土っぽいスモーク。

ジョニーウォーカー XR 21年のボトル

ジョニーウォーカー XR

そもそもジョニーウォーカー XR 21年はアレキサンダー・ウォーカーの手書きのメモを元に造られた『免税店』向けのボトルだから、普段店舗などでは見かけることが少ないんじゃ。
えのき先生
えのき先生

このボトルが他のジョニーウォーカーオフィシャルボトルとは大きく違って、デキャンタとしても使えるボトルが凄くゴージャスです。それこそ自宅で飾っておいても見栄えがいいですね。

ジョニーウォーカー XR 21年の特徴

ジョニーウォーカー XR 21年の特徴としては、香りは蜂蜜、バニラ、オレンジ、レモン、桃といった甘くフルーティながらも若干柑橘感も感じられます。

味わいは甘く華やかで、オレンジ・レモンといった柑橘系の爽やかさとスモーク。そこから桃やスパイシーさも表れます。口当たりは非常によく飲みやすいですが、飲みごたえはしっかりとありますね。

おすすめの飲み方はストレートで、余韻にレーズン感もあって素晴らしく美味しいです。ハイボールにすると若干渋味を感じるのでおすすめせんのぉ。
えのき先生
えのき先生

ジョニーウォーカー XR 21年のこれから

ウイスキーブームの影響で、スコッチも原酒不足が話題になってきていますね。休売するボトルも出てきていますがそもそもジョニーウォーカー XR 21年は閉鎖蒸留所のモルト原酒を使っているわけですから必ず枯渇しちゃうんですよね。

これがジョニーウォーカー XR 21年の一番の購入ポイントかもしれません。

ジョニーウォーカーファンのみならず、ウイスキーファンなら飲んでみたという経験をしておきたい素晴らしい1本だと思います。

ジョニーウォーカー XR 21年 750ml

 

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