今回はジョニーウォーカーの色ラベル毎の違いとおすすめについてご紹介します。
ジョニーウォーカーとは
イギリスではウイスキーの最高傑作と絶賛されているジョニーウォーカー。
創始者のジョン・ウォーカーは、1820年に「一定した高品質なウイスキーを提供したい」との想いから、紅茶のブレンドをヒントに、シングルモルトのブレンディングを開始しました。
当時はシングルモルトのクセが強く、いまほど世界的には人気がなかったそうです。
しかしブレンディングにより飲みやすいジョニーウォーカーが登場したことで、世界中でウイスキーを飲む人が増えたとも言われています。
現在では世界で最も飲まれているスコッチウイスキーのひとつとなっています。
ジョニーウォーカーのラベルラインナップ
ウイスキーは一般的に、寝かせた年月ごとにラインナップをわけることが多いのですが、ジョニーウォーカーは、誰が見てもわかりやすいように。
と、ラベルの色でラインナップが分けられています。
一般に流通しているのは、赤(レッド)、黒(ブラック)、緑(グリーン)、青(ブルー)です。
そのほか、ゴールドやプラチナ、限定版(プレミアもの)などがリリースされています。
それではそれぞれのラベル毎の違いについてご紹介しましょう。
ハイボールにおすすめ!手軽に飲める「レッドララベル」
ジョニーウォーカーの中で一番入手しやすい価格のレッドラベル。
年数が若いものを使用しているため、若さからくる荒々しさや、若干のアルコール臭などが感じられます。
そのまま飲むよりも、むしろハイボールや水割り、カクテルベースに向いている1本です。
(ハイボールならむしろブラックよりレッドの方がいいかも)
手軽に飲むのに向いている1本です。
はじめての方におすすめ!普段飲みにもピッタリの「ブラックラベル 12年」
通称ジョニ黒。
12年以上熟成した40種類ものウイスキーがブレンドされています。
ジャパニーズウイスキーに比べると、スモーキーさなどのクセが少しあるものの、苦味、アルコールの刺激はほとんどなく、甘味と酸味が絡み合った初心者さんにも飲みやすい1本です。
ブラックは、そのまま飲んでも美味しく、ストレート、ロックがおすすめです。
(もちろんハイボールやカクテルベースでも美味しくいただけますよ)
価格もお手頃なので、普段飲みにおすすめです。
復活のプレミアムラベル。味と香りの変化を楽しむ「グリーンラベル 15年」
2013年に一度廃止されていたものが、復活したラベル。
原酒にグレーンを含まない、モルトだけ使用されています。
キーモルトに、「タリスカー(スカイ島)」、「リンクウッド(スペイサイド)」、「クラガンモア(スペイサイド)」、「カリラ(アイラ)」の4つが使われています。
さわやかな草の香り、樽香、ペッパー、バニラなどの香りが複雑に交わりながらも調和した奥深さと芳醇な味わいが特徴です。
他のラベルより香りは控えめですが、少量の加水をすると香りが開きます。
さまざまに変化するのが緑の特徴なので、家でじっくり飲み味わうのにおすすめです。
もちろんプレミアムラベル帯なので、箱付きのものはギフトにもGood。
ジョニーウォーカーの最高級品「ブルーラベル」
ジョニーウォーカーシリーズの中で最高級品といえば「ブルーラベル」。
そのあまりの高品質さに世界中で4000本しかリリースされないという逸品です。
ブレンディングされる原酒の年数は明かされていませんが、一説には50年以上寝かせた原酒が使われているとも。
1本づつにシリアルナンバーと証明書が付けられ、シルクの裏地の箱に入れられた極上のジョニーウォーカーです。
ギフトに最適な1本です。
まとめ
ジョニーウォーカーはキーモルトがスコッチのため、ジャパニーズウイスキーを飲みなれていると、はじめはその違いに驚くかもしれません。
ですがスコッチのシングルモルトには、場合によってとんでもなくびっくりする代物(美味しいけれど初心者にはとっつきにくいもの)があるので、スコッチの入り口としては、このジョニーウォーカーがおすすめです。
また、ジョニーウォーカーはブレンデッドウイスキーのため、ストレート、ロック、水割り、カクテルベースなど、どのような飲み方をしてもバランスが崩れにくいのが特徴です。
いろいろな飲み方を試してみて、ジョニーウォーカーの中にあるテイストを感じられるようになったら、キーモルトをはじめとするシングルモルトに挑戦してみてくださいね。^^
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