タリスカー10年がラベル変更となりました。旧タリスカー10年を確保しようとしたところ、届いたのは新ラベル。
まぁ仕方がないので近所のスーパーで旧ラベルの200mlボトルを購入して飲み比べをしてみようと思います。
新旧タリスカー10年のストレート比較
どちらのボトルも開栓直後のテイスティングとなります。
香りは旧タリスカー10年に比べ、ヨード香、潮っぽさ、黒胡椒のスパイシーさはマイルドになった気がしますが、スモーキーさであったり甘い香りはハッキリ感じるようになったかも。
旧ラベルのほうがスパイス感がしっかりと奥から感じられる印象ですね。
味わいも黒胡椒であったりとか、磯感であったりとかのクセの部分が弱まり凄く飲みやすくなったように思います。人によっては物足りなさを感じる方もいるとは思いますが、直ぐに慣れるんじゃないかなという程度。
あとはちょっとライトになったかな。余韻のスパイシーさ等も短くなったように思いました。
新旧タリスカー10年のハイボール比較
普段はストレートだけで比較するのですが、タリスカー10年といえばハイボールなので、ハイボールでも比較してみます。
ハイボールで飲んでみると、新ラベルもスモーキーさはしっかりと感じられるのですが、ブラックペッパー感がやはり弱まったような気がします。
例えば肉料理に合わせるとなると、旧ラベルの方が合うのかな。ただ潮っぽさはハイボールにすると感じられますし、ブラックペッパーはふりかけてもいいので好みで調節出来ますよね。
考えようによっては合わせる料理の幅が広がったと解釈も出来ますね。
甘いタレがからんだ鰻もいいんですが、やはり鰻の白焼きは最高ですよね。香ばしく焼いたうなぎとウイスキーは何が良いかを考えた時に、ここは慎重にタリスカー10年のハイボールを選びました。 そこで今回はうなぎの白焼とタリスカー1 …
総評-方向性は変わらず
若干マイルドになったとか、ライトな印象を受けたりもしましたが、風味の方向性は勿論変わっていないのでタリスカー10年としての方向性は変わってないですね。
勿論旧ラベルの方が良かったと、長年のタリスカー愛飲家の方はおっしゃると思いますが、これからタリスカーを飲まれる方にはストレートでも随分飲みやすくなったと思います。
またハイボールに関しても上記のとおりで、合わせる料理によって、山椒やブラックペッパーをかけてスパイシーさを調整すればいいかなと思いました。
私の中では新ラベルになっても、食中酒としてまだまだよく飲むシングルモルトとしては変わりなく飲んでいきます。
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