本坊酒造 マルスウイスキーの生みの親 岩井喜一郎氏への尊敬と感謝から造られたブレンデッドウイスキー「岩井トラディション」。ここでは岩井トラディションの味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
岩井トラディションとは
マルス信州蒸溜所のポッドスチルは昭和35年に岩井喜一郎氏の指導で設計・稼働がなされました。
この岩井喜一郎氏とはニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝氏がスコットランドに派遣され学んで帰国した当時勤めていた摂津酒造の上司にあたります。
その後岩井氏は1945年に本坊酒造株式会社・顧問に就任します。山梨での蒸留釜をはじめとしたウイスキー蒸留工場設計と指導に携わり現在のマルスウイスキーに大きく貢献しているのです。
そして「岩井トラディション」はそんな岩井喜一郎氏への尊敬と感謝の意を込めて造り出されました。
岩井トラディションの種類と味の特徴
岩井トラディション
複雑で心地よい香りが特徴、口当たりは優しく、柔らかいがボディーがしっかりしていて熟成感も感じられます。上品かつ重厚感のある味わいが特徴。
容量750ml・アルコール度数40度
岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ
岩井トラディションをマルス山梨ワイナリーおよびマルス穂坂ワイナリーの赤ワイン樽に入れて一年以上後熟。
柔らかで上品な口当たり、シェリー樽由来の香りとワイン樽由来の甘いバニラ香がみごとに調和し、赤ワインのタンニンとうまみが感じられます。
容量750ml・アルコール度数40度
岩井トラディション シェリーカスクフィニッシュ
岩井トラディションを極甘口のシェリーのペドロヒメネス樽に入れて後熟。
岩井トラディション本来の豊かな風味に加え、ペドロヒメネスシェリー樽のフィニッシュでブラウンシュガー、メープルシロップ甘く香ばしい香りと上品な甘さが感じられます。
容量750ml・アルコール度数40度
岩井トラディションのおすすめの飲み方
岩井トラディションのおすすめの飲み方はストレート、ロック、ハイボールといずれの飲み方でも非常に美味しくいただけます。
ストレートで飲んでもアルコール感は弱く、柔らかく上品な口当たりとそれぞれの樽での熟成感が感じられます。ロックにするとさらになめらかになり、ハイボールにすればスッキリと爽快な風味が最高ですね。
岩井トラディションをおすすめする方
岩井トラディションは価格からも初心者の最初の1本に非常におすすめできるボトルで、どんな飲み方でも美味しく楽しめる常飲酒としても非常に優秀。
だからといって上級者向けではない事もなく、しっかりとした熟成感やカスクフィニッシュによる風味の違いが感じられ素晴らしいですね。
えのき商店 STAFFより
出来れば3種のボトルを飲み比べして楽しみたいところではありますが、これだけのボトルなので品薄状態になっています。
岩井トラディションは素晴らしくコスパの良いボトルなので、見つけたら購入をおすすめします。また750mlというのも嬉しいですね。
飲みながら日本のウイスキーの歴史を想像してみるのも悪くありませんね。
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