コニャック造りの名手であるコニャック・フェラン社のダブルエイジング技術を加えたラム酒「プランテーション」。今回はプランテーションの種類と味や特徴、そしてどんなラムなのかをご紹介。
プランテーションとは
中南米各国のラム造りは、それぞれの国で伝統的な手法で生産されています。そんな中コニャック造りの名手と言われるコニャック・フェラン社はラムの大切な味わいや香りを生かしつつ、ダブルエイジング技術をラム酒に用いました。
ダブルエイジングとは、原産国それぞれの技術によって十分に熟成されたラム酒をフランスにあるフェラン社のセラーへ運び、フレンチオーク樽でさらに熟成。それによってより洗練された味と香りをつくり出しています。
プランテーション ラムの種類と味の特徴
プランテーション ラム オリジナルダーク
ジャマイカとトリニダードで3年間熟成させたラムをフランスで半年間コニャック樽で後熟。
ややスモーキーな香りとバナナ、柑橘類の皮とクロープの洗練された味わいが特徴です。
容量700ml・アルコール度数40度
プランテーション ラム スリースターズ
味わいや香りがあり、カクテルにも使用できるラムをというバーテンダーのニーズに応え造られたホワイトラム。ホワイトラムとは思えない味わいと熟成。
バニラやバナナ、コニャック樽のスパイスの香り。サトウキビとバニラの風味と絶妙なスパイスの味わい。
容量750ml・アルコール度数41.2度
プランテーション ラム パイナップル
レ・ユニオン産の「クイーン・ビクトリア・パイナップル」を分だんに使用したフレーバードラム。パイナップルの皮の部分をスリースターズに約8週間漬け込み蒸留した原酒と果肉の部分をトリニダード産の3年熟成のラムに8週間以上漬け込んだ原酒をブレンド。
バナナ、柑橘類の皮、スパイス、煙のヒント、パイナップルの味わい。
容量700ml・アルコール度数40度
プランテーション ラム バルバドスXO
バルバドスで生産された数種類のラムを長期間バーボン樽で熟成させ、フランスにてコニャック樽でダブルエイジングすることで、より滑らかで豊かな他に類を見ない香りをラムに与えます。
バーボン樽のバニラやバナナ、コニャック樽のスパイスの2つの香りがバランスよく合わさりカカオなどのアロマとココナッツのようなまろやかな味わいが余韻として長く続きます。
容量700ml・アルコール度数40度
プランテーション ラムのおすすめの飲み方
プランテーション ラムはボトルによっておすすめの飲み方が少し変わってきます。
ダークラムのオリジナルダークはロックで飲むかカクテルにするならラムパンチがおすすめ、ホワイトラムのスリースターズならモヒートがいいですね。
そしてバルバドスXOはストレートやロックがおすすめです。
プランテーション ラムの選び方
ラム初心者の方ならオリジナルダークもしくはスリースターズで、自分の好みがダークラムかホワイトラムかを知っておくのもいいかもしれません。
そしてダークラムが気に入った方は、さらに遊び心のある「プランテーション ラム パイナップル」を飲んでみるといいですね。さらには長期熟成でまろやか且つ複雑な風味が楽しめる「バルバドスXO」を飲んでみましょう。
えのき商店 STAFFより
ラム酒をコニャック樽でフィニッシュというのが面白いですね。
ラムが更にどうフルーティになるのか興味が湧きませんか？ダブルエイジングという大きな手間を加えるだけの価値がプランテーション ラムに感じられます。
特にラム好きの方に試して欲しいのが「プランテーション ラム」です。
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