
暑い日や仕事終わりの一杯、冷えたビールは最高ですよね。
でも、注いでから時間が経つと徐々に温まってしまい、味が落ちてしまう…ビールを飲む人はほぼかならず経験があると思います。
今回は、そんなビールの温もり方を検証してみました。
冷蔵庫でキンキンに冷やしたビールを、異なるグラスやタンブラーに注いで温度変化を測定。
どのくらい時間経過で温まるか結果をグラフと表でまとめてみました。
素人検証なのであくまで参考程度で、細かいところは目をつぶっていただけたら幸いです笑
グラスとタンブラーでどのくらい温度が変わるのか?

前提として、ビール本体は冷蔵庫でしっかり冷やしています。
対象は以下の4種類です:
①ガラスグラス(冷蔵):グラス自体を冷蔵庫で冷やしたもの。
②アルミタンブラー(冷蔵):タンブラー自体を冷蔵庫で冷やしたもの。
③ガラスグラス(常温):室温のグラス。
④アルミタンブラー(常温):室温のアルミタンブラー。
実験方法はシンプル。
冷えたビールを各容器に注ぎ、0分(注いですぐ)から30分後まで、指定の時間ごとにビールの温度を測ってみました。
測定ポイントは:0分、2分、5分、7分、10分、12分、15分、17分、20分、22分、25分、27分、30分です。
室温は約26℃の環境で行いました。
検証からわかったこと!思ったより温もるのが早い
①ガラスグラス(冷蔵) | ②アルミタンブラー(冷蔵) | ③ガラスグラス(常温) | ④アルミタンブラー(常温) | |
0分後 | 11.6℃ | 11.2℃ | 12.6℃ | 11.3℃ |
2分後 | 11.7℃ | 11.9℃ | 13.5℃ | 12.5℃ |
5分後 | 12.6℃ | 12.9℃ | 14.2℃ | 13.3℃ |
7分後 | 13.5℃ | 13.7℃ | 14.7℃ | 14.0℃ |
10分後 | 13.8℃ | 14.3℃ | 15.2℃ | 14.7℃ |
12分後 | 14.3℃ | 15.0℃ | 15.6℃ | 15.0℃ |
15分後 | 15.1℃ | 15.5℃ | 16.1℃ | 15.6℃ |
17分後 | 15.3℃ | 16.0℃ | 16.3℃ | 16.2℃ |
20分後 | 15.7℃ | 16.9℃ | 16.8℃ | 17.1℃ |
22分後 | 16.2℃ | 17.1℃ | 17.1℃ | 17.6℃ |
25分後 | 16.5℃ | 17.6℃ | 17.6℃ | 17.9℃ |
27分後 | 16.7℃ | 17.9℃ | 17.9℃ | 18.3℃ |
30分後 | 17.3℃ | 18.3℃ | 18.3℃ | 18.8℃ |
ガラスグラス(冷蔵)が最も冷たさをキープできました。
アルミタンブラーのほうが温度低いと予想していましたが違いました。
アルミタンブラー(常温)にビールを注ぐと、タンブラー全体がすぐに冷やされ、手で触ると冷たく感じます。
熱伝導率の高さが、ビールの冷気を容器に素早く伝えるためです。
ただし、温度データを見ると、後半で温まりやすいので、長時間放置には注意ですね。
まとめ:ガラスグラスを冷やして早めに飲んでしまうのがおすすめ
ビールの温もり方は、容器の素材(ガラス vs アルミ)と初期温度(冷蔵 vs 常温)で大きく変わることがわかりました!
急いで飲むなら常温の容器でもOKですが、長く楽しむなら冷蔵したガラスグラスが最適。
今回はアサヒスーパードライの瓶ビールだったので5~8度が適温です。
「冷えていればいるほど美味しい」に属するので温くなってしまう前に飲み切りたいですね。(もちろん無理だけはしないように)
ちなみにエールビールの飲み頃温度は8~13度、ラガービールの飲み頃温度は6~8度などビールの種類によって適温が違うので実際に飲むビールに合わせて自分なりの正解を見つけてみてください。
皆さんも自宅で似た実験を試してみてはいかがでしょうか? ビールの味わいが変わるかもですよ!
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