コスパの良いブレンデッドモルトとして大人気の「ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベル」通称ジョニ黒を構成するキーモルトについての解説記事です。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベルの特徴とキーモルト
ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベルのキーモルトは
- カーデュ(スペイサイド)
- タリスカー(アイランズ)
- ラガヴーリン(アイラ)
この3つの他にもスコットランドのモルトウイスキーを中心に、40種類以上の原酒をブレンドして造られています。
キーモルト1:カーデュの特徴
ライトタイプでやや甘みを帯びた上品な香味と、スムースでメローな味わい。フィニッシュはやや辛口でスパイシー。華やかな甘さはスペイサイドのシングルモルト・ウイスキーらしい特徴です。
ハイボールや水割りにおすすめです。
キーモルト2:タリスカーの特徴
ほんのりと香るスモーキーさと黒胡椒のようなスパイシーさで宅飲みハイボール用のボトルとして大人気の銘柄。ブラックペッパーのようなざらつく旨味と刺激が最高です。
ハイボールに黒胡椒をまぶした通称「タリソー」がおすすめ。
キーモルト3:ラガヴーリンの特徴
香りはピートとスモーキーさがガツンと来ますが、バニラの甘い香りと磯のような潮感も感じます。味わいは甘味と塩っぽさ、そして爆発的な煙という感じですね。
ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベルのおすすめポイント
ジョニ黒は価格帯は2000円前半なのに対して、甘味とスモーキーさのバランスが良く、ストレート・ロック・ハイボールのいずれの飲み方でも美味しくいただけます。
またジョニ赤とキーモルトの違いはカリラ→ラガヴーリンなので、よりスモーキーさが感じられ甘味もあります。12年熟成の飲みごたえもしっかりと感じられるボトルです。
おすすめの飲み方はハイボールで食中酒として活躍します。ハイボールにするとビターさが出てキリッと心地良く料理に合わせやすいです。
ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベル からのおすすめ銘柄
ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベルを飲んで、次に購入するおすすめの銘柄は「ジョニーウォーカー12年ブラックラベル シェリーエディション」、「ジョニーウォーカー ダブルブラック」、そして「ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベル オリジンシリーズ」ですね。
シェリーエディションはシェリー樽熟成の原酒をさらにブレンドしレーズン感、甘味がさらに強くなっています。ダブルブラックはノンエイジですが、スモーキーさが強くなり飲みごたえ満点。
オリジンシリーズは4つのスコッチ蒸留所の地域別に原酒を組み合わせたシリーズで、現在日本ではスペイサイドオリジンが販売されていて、アイラオリジンは2021年11月にリリース予定のようです。あとハイランドとローランドはまだ販売開始時期については不明です。
ジョニ黒のハイボールが美味しかったという方は、シングルモルトなら構成原酒であるラガヴーリンの「ラガヴーリン16年」やタリスカーの「タリスカー10年」がおすすめです。
ピート香をもっと感じたい方はラガヴーリン16年を、さらにスパイシーさを求める方はタリスカーを選んでみて下さい。
本日のおすすめ商品はこちら
榎商店の各店舗はこちら
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています