人気のジン ザ・ボタニストからアイラ樽熟成を行った「ザ・ボタニスト カスク・レスト・ジン」がずっと気になってまして、少し前にようやく入手できました。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
ザ・ボタニスト カスク・レスト・ジンの感想
そもそも樽熟成ジンを飲む事自体があまりないので、凄く楽しみです。しかもアイラ樽という事なので、ピーティさもあるのでしょうか?
ブルックラディ蒸留所で造られるボタニストですから、ノンピートの熟成樽というのも考えられますね。
ちなみに私が入手したカスク・レスト・ジンはアイラ樽で最低6ヶ月間熟成、もう一つのカスク・エイジド・ジンはアイラ樽で最低3年間熟成となっています。
では今回もオフィシャルのテイスティングノートから紹介していきます。
公式テイスティングノート
ではオフィシャルに書かれている解説を引用してみます。
香り:温かみのあるスパイス、砂糖漬けの柑橘類の皮、香りのジュニパー、ベーキングスパイス、オークの甘さ、繊細な花草、ドライフルーツの微妙なヒント。砂糖漬けの果物、甘い、肉質のオレンジ、暖かいシナモン、ココナッツ、アーモンド。 味わい:スピリッツの柔らかさ。樽で休ませたボタニストの穏やかな優雅さ。 植物のシンフォニー、木のスパイス。魅惑的なオーク。 フィニッシュ:ハーブノート、ジュニパー、コリアンダー、柑橘類のラッシュ。
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
ザ・ボタニスト カスク・レスト・ジン ストレート
香りは甘くフルーティかつフローラル、そこにジュニパーやスパイシーさも感じられ、とても複雑かつ心地よい香りですね。特にオレンジ感が強く、オフィシャルの肉質のオレンジというのが凄くわかります。
味わいですが、口当たりは滑らかで飲んだ瞬間は甘い果肉の柑橘系フルーツという感じで、広がる甘さとスパイス、ハーブ感がとても心地よく、もうストレートで良いんじゃないかと思わせる味わい。
凄く華やかで複雑、そして甘い柑橘のフルーティさが素晴らしい味わいです。
ザ・ボタニスト カスク・レスト・ジン ロック
ロックにすると香りは弱まりますが、口当たりの甘さが凄い。砂糖漬けのフルーツというのは本当ですね。そこからやはりハーブがふわっと広がり、スパイシーな余韻でしめてくれますね。
甘みは強いですが、余韻はキリッとドライでスパイシーなのでスッキリと楽しめます。夏場にウイスキーはちょっと重いなぁと感じる方に凄く良いと思いました。
ロックにしたから飲みやすいという事でもなく、ストレートもロックも非常に飲みやすいですね。ロックの冷やされる感じが好きな方は多いかもしれません。
ザ・ボタニスト カスク・レスト・ジン ソーダ割り
ソーダで割ってみると、甘みは若干押さえられ樽感とほろ苦いオレンジピールのようなビターさが前に出てきました。
奥にはハーブやフローラルさがあり、ふわっと華やかなジンソーダですね。
美味しいは美味しいのですが、ストレートやロックに比べるとちょっと勿体ないといいますか、この感じならオリジナルで十分かなというのが正直な感想です。
ザ・ボタニスト カスク・レスト・ジン ジントニック
トニックウォーターで割るとジュニパーベリーとトニックウォーターの甘みが凄く心地よく広がります。ジンソーダに比べスッキリとしつつも甘味とフルーティさが残りジントニックの方がおすすめかな。
トニックウォーター由来の若干の渋みのような感じもありますが、甘く爽やかでスッキリと楽しめ、暑い夏に外から帰って1杯目に飲みたい感じです。
ザ・ボタニスト カスク・レスト・ジンの個人的評価
飲み方に凄く左右されるかもというのが私が特に思った事で、ストレートやロックで楽しみたい方は、オリジナルに比べ圧倒的にスク・レスト・ジンは飲みやすく美味しいと思います。
しかしジンソーダやジントニックに関してはオリジナルで十分美味しいのかなと思いました。
たった6ヶ月の熟成でこれほど違いが出るのですから、最低3年熟成のカスク・エイジド・ジンはどれほどなんだろうかと増々興味が湧いてしまいました。
ちなみにアイラ樽での熟成という事ですが、全くピーティさは私には感じられませんでした。
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