今回はあの竹鶴政孝氏が愛したウイスキーとして知られる「ハイニッカ」を飲んでみます。もちろん初めて飲むわけではないですが、久しぶりに購入しました。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
ハイニッカの感想
竹鶴政孝氏はこのハイニッカを毎日1本飲んでいたなんて言われています。流石にどれだけ酒豪だったんだろうと思っちゃいますね。
ハイニッカのHiはオーディオ用語の「HI-FI」から取られていて、高品質という事を表しているようで、「ひとりでも多くの人に、おいしいウイスキーを飲んでほしい。」という竹鶴氏の願いが込められたウイスキーと言われています。
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
ニッカウヰスキーオフィシャルに掲載されているテイスティングノートを引用します。
香り：やわらかなモルト香とカフェグレーンの香ばしく軽やかな香りが調和。
味わい：甘さとコク、ほのかなピート。水割りにしても伸びのある味わい。
余韻：ほのかなビター感、すっきりとしたキレの良い後味。
香ばしく軽やかな香りと、すっきりキレある余韻。愛されつづける味がする。>では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
ハイニッカ ストレート
香りは膨らむような優しい甘さが特徴的ですね。蜂蜜の甘い香りで、少しモルトの香ばしさも感じるように思います。
味わいは特にピリ付きもなく、優しく口に入ってジワーッと甘味が広がっていきます。この甘さもやはり蜂蜜っぽい甘さで、そこからモルティさと微かにピートを感じますね。
余韻のビターさはほろ苦いとまではいかず、黄金飴のを少しビターにしたような甘味とピートが心地よく覆っているかのようです。
ハイニッカ ロック
ロックにすると甘さがストレートよりもシャープに感じられるようになり、甘味の糖度が上がったように感じますが、フィニッシュのビターさも同様に強まります。
しかしこのビターさがキレがあるように感じられ、余韻は甘味が伸びていくので少しストレートよりもパンチを感じますね。
香りやピートは少し感じ難くはなるのがもったいないですね。
ハイニッカ ハイボール
ハイボールにすると炭酸水で割ることでキリッとした爽快感にハイニッカの蜂蜜やモルトの甘さもしっかりと感じられ美味しいです。
ほんのりとした甘味が特徴的で、凄く飲みやすくクセがないので、ウイスキーを飲み始める大学生にもリーズナブルでおすすめですね。
食中酒として十分使え、味わい的には和食を中心に様々な料理とのペアリングが楽しめると思います。
ハイニッカの個人的評価
ハイニッカは久しぶりに飲みましたが、この価格でオールマイティに楽しめる銘柄だと思います。おすすめの飲み方はハイボールそして水割りも凄くおすすめですね。
ちょっとこんなに美味しかったっけ？と思っちゃうくらい飲みやすく、アルコールの嫌な部分も感じずに飲めると思います。
ブラックニッカシリーズを飲みながら、ハイニッカをラインナップに加えて、飲み比べをしてみると、ブラックニッカの各ボトルの特徴がより感じられると思います。
ニッカウヰスキーが誇る「ニッカシリーズ」の種類や味そして特徴など簡単にまとめてみようと思います。 ニッカシリーズの原酒とは ニッカシリーズに使われる原酒はニッカウヰスキー所有の蒸留所で造られる余市、宮城峡、そしてグレーン …
本日のおすすめ商品はこちら
榎商店の各店舗はこちら
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
- タグ
