ジェムソンから新作のリリース「ジェムソン トリプル トリプル」を購入しました。3回蒸留＋3種類の樽で熟成という事でトリプルトリプルのようです。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
ジェムソン トリプル トリプルの感想
低価格で非常に飲みやすいライトなウイスキーとして認識しているジェムソンですが、トリプルトリプルはバーボン樽、シェリー樽、ヨーロッパ原産の栗樽が使われているという事で、この栗樽にウイスキー好きの方は惹かれるのではないでしょうか。
おすすめの飲み方としてはハイボール、ストレート、ロックと書かれていて、「トリプル トリプル コリンズ」が紹介されています。
では今回もオフィシャルのテイスティングノートから紹介していきます。
公式テイスティングノート
ではジェムソン トリプル トリプルについているタグにテイスティングノートが書かれているので引用致します。
香り：最初に広がるのは贅沢なトフィーファッジ、バニラ、ヘーゼルナッツチョコレートの深い香り。甘く熟れた洋梨や青りんごのフルーティなニュアンスがほのかに背景で揺れ動き、やがて栗樽由来の奥深い風味が徐々に際立っていきます。濃厚なダークチョコレートとトーストしたアーモンドの芳ばしさが、さらに一層の贅沢を添え、味わいに豊かな深みを与えます。
味わい：濃厚でクリーミーなファッジとバニラの織りなす贅沢な甘さ。ほのかなナッツとやさしい木のスパイスが重なり合い、時間とともに深まる複雑な味わい。ルーツやトーストした木の香ばしさと調和した贅沢な味わいが特徴です。
フィニッシュ：果実とスパイスがそっと溶け込むような余韻。最後に静かに響くのは、オークとチェスナットの絶妙なハーモニー。
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
ジェムソン トリプル トリプル ストレート
香りは洋梨の甘さから、アーモンドの香ばしさがよく感じられます。僅かにバニラのような甘さとバナナっぽい甘い香りも感じました。
私にはそれほどスパイシーさは感じられず、優しい甘さとフルーティさが広がるような印象を持ちました。
口当たりはやはり凄くマイルド。そこから甘味とスパイスがバッと広がりをみせます。バニラの甘味と香ばしいナッツにクローブのようなスパイス。カカオのようなコクのあるビターさですね。
すごく滑らかな口当たりからの、結構強めのスパイシーさとふんわりと包み込むような甘味、フルーティな香りとは違って、バニラや蜂蜜の甘みという感じですね。
ジェムソン トリプル トリプル ロック
ロックで飲んでみると、蜂蜜やバニラのような甘さの後に結構ビターさが感じられます。香りは洋梨っぽさが残っていますね。
ほろ苦さがダークチョコのようにも感じられ、ナッツ系の香ばしさと共にスパイシーさが心地よくまとまっているようにも思えます。
ジェムソン トリプル トリプル ハイボール
ハイボールにすると甘味は結構押さえられ、ほんのりビターでスパイシーさが前に出るような味わいです。
スッキリとした味わいでとても飲みやすく、楽しみやすいハイボールです。柑橘感もありますが、尖った印象はなくただただ非常に飲みやすいハイボールです。
飲んで嫌いという方はいないでしょうね。凄く飲みやすいですし美味しい事には違いないですが、インパクトというかパンチは私は感じられませんでした。
ジェムソン トリプル トリプルの個人的評価
あくまで個人的な評価ですが、普通に美味しいが正直な感想ですね。ストレート、ロック、ハイボール共に楽しみやすく多くの方が普通に楽しめると思います。
ただジェムソン トリプル トリプルのどこがおすすめかと問われると尖った印象はないので説明が難しいように思いました。
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