ムーングロウの種類と味やおすすめの飲み方をご紹介

若鶴酒造が現時点で目指しうる究極のブレンデッドウイスキー「ムーングロウ」。ここではムーングロウの味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。

ムーングロウとは

ムーングロウは若鶴酒造の三郎丸蒸留所で造られるモルト原酒とスコッチグレーンウイスキー等をブレンドして造られるブレンデッドウイスキー。

三郎丸蒸留所は1862年創業の若鶴酒造の敷地内にあり、ウイスキーの製造免許は1952 年に獲得。そして1953年に若鶴酒造最初のウイスキーである「サンシャインウイスキー」が誕生します。

使用する麦芽はスコットランド産の麦芽を使用しヘビリーピーテッド(50PPM)の モルトのみを使って蒸留されています。またポッドスチルは世界初の鋳造製ポットスチル「ZEMON」を使用しています。

サンシャインウイスキーの名前は公募により決まったんじゃよ。
えのき先生
えのき先生

ムーングロウの種類と味の特徴

ファーストリリースからリリースされた全てのムーングロウを紹介しよう。
えのき先生
えのき先生

MOON GLOW First Release

ムーングロウ-ファーストリリース

古い杉や檜のような針葉樹の香り、オレンジ、バニラ、奥にピート、乾いた麦芽、独特の穀物の香り、オイル、ビスケット、爽やかなリンゴ。

味わいはややライト、スパイシー、檜、わずかにオイル。古檜の余韻が残る。

容量700ml・アルコール度数43度

MOON GLOW Limited Edition 2018

ムーングロウ-リミテッドエディション2018

香りはキャラメル、モルティ、キャンディ、ビスケット、穏やかにわら、 ワイン樽由来と思われるフルーティさ、こもったピート、微かにタール。

口当たりはマイルド、優しい甘さ、アーシーなピート、モルティ、 わらっぽさを伴うグレーン、微かにオイリーさとタールを感じる味わい。

容量700ml・アルコール度数43度

MOON GLOW Crescent 2018

ムーングロウ-クレセント2018

香りはバニラクリーム、ワックス、すこし酸をともなうスモーク、 アーシーなピート、ゆで栗、メンソール。

味わいはスムースでややオイリー、バナナ、まろやかな麦芽の甘味、ピートが残る。

容量700ml・アルコール度数43度

MOON GLOW Limited Edition 2019

ムーングロウ-リミテッドエディション-2019

香りはミツロウ、乾いたピート、少しの炭、燃料のオイル、僅かにアプリコット、 溶剤系のインク、素朴な麦芽、黒ブドウの皮、杉や桐のような木材、黒糖キャンディ。

味わいはミツロウ、黒ブドウの皮、長く続くシロップのような甘さ、適度な酸味、 杉や桐のような木材、乾いたピート、スムースな口当たり。 後口に炭っぽさやタンニンを伴うウッディな渋みや甘さがやや長く続く。

容量700ml・アルコール度数43度

ムーングロウ リミテッドエディション 2019 700ml

MOON GLOW Half Moon 2019

ムーングロウ-ハーフムーン-2019

香りは乾いたピート、熟した赤いりんご、ワックス、キャラメル、バニラ、 昆布、蜂蜜、灰、ブドウの皮、優しいホワイトオークのウッディさ。

味わいは赤いりんご、ミルクキャラメル、乾いたピート、心地よいタンニン、 優しいホワイトオークのウッディさ。

容量700ml・アルコール度数43度

MOON GLOW Limited Edition 2020

ムーングロウ-リミテッドエディション-2020

香りは乾燥したシダ植物、イチゴ、豊かなバニラ、乾いたピート、灰、 優しく上品なウッディさ、ホットケーキミックス、カンロ飴、インク、オレンジピール、 カカオパウダー、赤いリンゴ、微かにきんぴらゴボウのヒント。

味わいは柔らかくスムーズ、乾いたピート、灰、カンロ飴、シダ、バニラ、 ホットケーキミックス、オレンジピール、柔らかい薄味のリンゴの果肉、微かにごま油、 舌の上で持続する仄かなスパイス感と強めのタンニン。

容量700ml・アルコール度数43度

若鶴 MOON GLOW Limited Edition 2020 43度 700ml

 

ムーングロウのおすすめの飲み方

ストレート カクテル

ムーングロウのおすすめの飲み方はストレート、ハイボールがおすすめ。

ストレートではフルーティさと甘さの中に感じるピートの香りのバランスが秀逸。複雑な風味をより感じられます。ハイボールにするとピートと柑橘系のフルーティさで爽快な風味が楽しめます。

ストレートに少量の加水で素晴らしく香りが広がる。好みの濃さに調整してみるんじゃよ。
えのき先生
えのき先生

ムーングロウをおすすめする方

ムーングロウはスコットランド産のヘビリーピーテッド(50PPM)の モルトのみを使用していることからも、中・上級者向きと言えるでしょう。

価格は1万円前後で見かけるのですが、味わってみると納得出来る価格帯ではないかと思います。

えのき商店 STAFFより

ワールド・ウイスキー・アワード2018でジャパニーズ ブレンデッド リミテッドリリースの12年以下の部でベストウイスキーに選出、翌年のワールド・ウイスキー・アワード2019ではジャパニーズ ブレンデッド ≪リミテッドリリース≫の12年以下の部においてベストウイスキーに選出されました。

世界的なコンテンストでの2年連続受賞は凄い事ですね。

ムーングロウには緑のラベルと青いラベルがあり、緑がリミテッドエディションとなっています。ラベルのデザインも凄く素敵なので、まだ飲まれていないヘビリーピーテッドファンの方は是非飲んでみてください。

 

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