ウイスキー好きの憧れの酒とでもいいましょうか、ジャパニーズブレンデッドウイスキーの最高峰「響」。今回は響の種類、味の特徴や飲みながら話せる情報などをまとめてみます。
響の歴史と原酒
響が誕生したのは1989年、サントリー創業90周年を記念しての「プレミアムブレンデッドウイスキー」としてリリース。
原酒は勿論同社の有名銘柄である「山崎」「白州」「知多」が使われています。
そして響は2004年のISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)において響30年が最高賞「トロフィー」受賞を皮切りに国際的な品評会で数々の受賞を重ねていきます。
毎年のように受賞するなかで、最新のものでは2019年のWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)2019において響21年が「World’s Best Blended Whisky」受賞をするなど、国際的な評価も非常に高いのです。
響の種類と味の特徴
響 ジャパニーズハーモニー
華やかな香りと樽香そしてミズナラ由来の白檀香、ハチミツのような甘さがスーッと染み渡ります。「2016年 SWSC 最優秀金賞」を受賞
香りはローズ、ライチ、ほのかなローズマリー、熟成した樽の香り、白檀。味わいはハチミツの透き通った甘さ、オレンジピールチョコレート。繊細、やさしく穏やかに続く余韻、ほのかなミズナラの余韻。
容量700ml・アルコール度数43度
ウイスキー初心者でもその名を知らない方はいない「響」。昔は場末のスナックなんかでもよく並んでたんですけどね。今や日本を代表するブレンデッドウイスキーとなっています。 今回は響のジャパニーズハーモニーを飲んでみた感想をテイ …
響 ブレンダーズチョイス
奥深い甘さと、華やかでやわらかい香り。ワイン樽後熟原酒を加えたことで、原酒に由来する甘さ、奥深い熟成香、ほのかに感じる苦味のバランスが最高。
香りは野いちご、白桃、パイナップル、クレームブリュレ。味わいはふくらみのある甘み、心地よい酸味。やわらかく甘やか、ほろ苦い余韻が続く。
容量700ml・アルコール度数43度
今回は響ブレンダーズチョイスをそれぞれストレート、ロック、ハイボールで飲んだ感想をご紹介。 この響ブレンダーズチョイスは響17年の後続として2018年にリリースされたボトルですが、響ジャパニーズハーモニーの美味しさから考えてグッと期待値が上がってしまいます。
響 17年(休売)
味は淡くバランスに優れている。
香りはラムレーズン、バニラ、樽香とレモンピール。味わいはやわらかさが口に中に広がり主張しすぎず調和の取れた味わい。少し酸味も感じられる。
容量700ml・アルコール度数43度
先日近所で談笑していたところ、お店の方のご厚意で響 17年(50ml)を1本譲っていただきました。実際私なんて響・白州・山崎のヴィンテージものなんて無縁だと思ってたので3日ほどデスクに飾ってから飲みました。 今回も飲んで …
響 21年
2019年 WWA 最高賞「World’s Best Blended Whisky」
酒齢21年以上の長期熟成モルト原酒・グレーン原酒を厳選してブレンド。フルーティかつ花を思わせる熟成香、なめらか口当たりに濃厚なコクが余韻となって長く続きます。
香りはレーズン、杏、イチゴジャム、バニラ。味わいはビスケット、トフィー、甘酸っぱさ、スパイシー。熟した果実香、心地よく長い余韻。
容量700ml・アルコール度数43度
響 30年
2008年 ISC 最高賞「トロフィー」
年間数千本のみの限定。酒齢30年以上のモルト原酒と酒齢30年以上のグレーン原酒を吟味して丁寧にブレンド。甘い香りと華やかな香りのハーモニー。なめらかな口当たりと重厚なコクが特徴。
香りはマンゴー、杏、イチゴジャム。味わいはとろみ、厚み、甘酸っぱさ。熟した果実香、伽羅香、長く深い余韻
容量700ml・アルコール度数43度
響 ブロッサムハーモニー
「響」の主な構成原酒をベースに、桜樽で後熟させた「桜樽フィニッシュ原酒」をブレンド。
香りは芳しい花の香り、さくら、きんもくせい。味わいはまろやかな口当たり、アカシアハニー、ラ・フランス、桜餅のような上品な甘さ。フィニッシュは長く豊かで華やかな余韻
容量700ml・アルコール度数43度
ついに私サントリーの抽選で当たってしまいました「響 ブロッサムハーモニー2023」を本当に運良く購入できたのでその日の内に開栓です。 それでは今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います …
響 ジャパニーズハーモニー マスターズセレクト
ジャパニーズハーモニーに特別に山崎シェリーカスク原酒をブレンドした限定品。
響らしい品格を持ちながらも、多彩な原酒のハーモニーによる華やかで洗練された飲みやすい味わいが特長です。
容量700ml・アルコール度数43度
響のおすすめの飲み方
響きはストレート、ロック、水割り、ハイボールのいずれを飲んでも非常に美味しく優れたウイスキーです。
しかし響21年、響30年、休売中の響17年はやはりストレートがおすすめ。ハイボール好きの方で響をどうしても使ってみたい方は、響ジャパニーズハーモニー、響ブレンダーズチョイスを使用しましょう。
響の選び方
響のヴィンテージは高嶺の花といいましょうか、なかなか手が出ないですよね。どうしても飲みたいという方は友人達とお金を出し合って購入するか、BARで飲んでみるのがいいでしょう。
ノンヴィンテージの響ジャパニーズハーモニー、響ブレンダーズチョイスが宅飲みにはおすすめです。
榎商店 STAFFより
響はすごく人気の銘柄で上記でえのき先生もコメントしていますが、当店ネットショップに在庫が入ってもあっという間に完売してしまいます。
響が欲しいという方は当店ショップで響を調べて、再入荷通知を設定しておくと入荷時にお知らせが入るのでおすすめです。
榎商店の取り組みについては、メルマガの購読者やTwitterで榎商店アカウントフォローしていただいてる方にお届け出来るよう考えていこうと思っています。
ただ響のヴィンテージを飲みたい方はBARに行くか、量り売りを調べてみるのがおすすめです。
最後に当店スタッフが「サントリー響30年 レア 世界に認められたジャパニーズ・プレミアムウイスキー」の動画をYoutubeにアップしているので是非ご覧ください。
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