禁酒法以前は最も売れているアイリッシュウイスキーだったと言われる「ティルコネル」。今回はティルコネルの種類や味や特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
ティルコネルの歴史と蒸留所
1876年に権威あるNational Produce Stakesの競馬で「ティルコネル」勝利。A.A.ワットは地元のチャンピオンの名前を冠した限定版の小ロットウイスキーを一度だけ造るつもりだったのですが、当時最も人気のあるウイスキーとなります。
ティルコネイルはアイルランドウイスキー製造の伝統を守り続けるキルベガン蒸留所によって今日も維持されています。
ティルコネルの味の特徴
ティルコネル
ローストナッツ、ヌガー、マイルドオークの香り、蜂蜜で豊かな食感の。仕上げはモルトをもたらします。
ティルコネル マディラカスクフィニッシュ
10年熟成のティルコネイルをポルトガル沖の島々から産む要塞化されたワインであるマデイラを熟成させるために使用されていた樽で仕上げられます。
樽の風味のニュアンスを引き出すために92プルーフで瓶詰めされたティルコネル®マデイラカスクフィニッシュは、ココア、キャラメル、オールスパイスの顕著なノートで、塩辛い赤いフルーツ風味で満たされた香りから始まります。
ティルコネル ポートカスクフィニッシュ
バーボン樽で10年熟成後にポルトガルのデュオロバレーからポートワイン樽に移行し、さらに6〜8ヶ月の熟成が行われます。
92プルーフで瓶詰めされ、厳選されたポートカスクで費やされた追加の時間は、このシングルモルトウイスキーに焼きリンゴと根の香りを連想させる香りを与えます。暖かい甘さ、多数のスパイスを特徴とするフィニッシュ。
ティルコネル シェリーカスクフィニッシュ
バーボン樽で10年熟成後にスペインのオロロソシェリー樽でさらに6-8ヶ月を過ごします。
シングルモルトと強化されたワイン樽の相互作用は、グラスに真のデザートを作り出し、シェリーの濃いノートがタルトタタンとカスタードのヒントの間で融合しています。
ティルコネル 16年
バーボン樽で16年間熟成。香りはオークの根底にあるノートで柑橘類を呼び起こし、味は緑の果物で軽くて親しみやすい味を明らかにします。フィニッシュは、オークの香りと滑らかな長引く仕上げで微妙に甘いです。
ティルコネルのおすすめの飲み方
ティルコネルのおすすめの飲み方はストレート、ロック、ハイボールがおすすめ。
ティルコネルはハイボールで素晴らしく飲みやすい味わいです。カスクフィニッシュシリーズはストレートやロックで様々な熟成樽の特徴や甘さが楽しめす。
ティルコネル16年はストレートでその熟成感やまろやかさを楽しみましょう。
ティルコネルをおすすめする方
ティルコネルは禁酒法以前は最も売れているアイリッシュウイスキーという事で、ポテンシャル自体は間違いないものです。
アイリッシュBARなどでもよく紹介される銘柄でマイナーとまではいきませんが、最近ウイスキーを飲み始めた方には馴染みが薄いのは勿体ないですね。
榎商店 STAFFより
ティルコネルも数多くの賞を受賞している銘柄で、品質は申し分ないですね。問題は日本市場での流通量の少なさでしょうか。
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