ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年のキーモルトとしても有名なカリラ。その中で今回私が飲んだのは「カリラ12年」です。ボウモアと並んでアイラ初心者におすすめされる事も多く、ストレート、ハイボールのどちらでも美味しいです。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
カリラ12年の感想
年間生産量も多くオフィシャルのレギュラーボトルだけでなく、ジョニーウォーカーの原酒そしてボトラーズでの販売も非常に多い印象。
ボウモア12年とのはっきりした違いはカリラはどちらかと言えばビターな印象を受けるという点ではないでしょうか。
では公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
フレッシュ、甘くフルーティで、スムーズなボディのカリラ12年は、淡い麦わらの色とデリケートなバランスの味わいを持ちます。クリーンで食欲をそそる香りの中にかすかな柑橘系のフルーツとほんの一筋のスモークが包まれています。しっかりとしてスムーズ、始めは甘く、その後にフレグラントで甘いスモーキーさと長く尾を引くフィニッシュが続きます。
引用元CAOL ILA | Moët Hennessy Diageo
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
カリラ12年 ストレート
ボトルは詰め替えちゃってますが、まず香りは最初にピートの香りを感じます。ラフロイグなどに比べるとピート香は大分落ち着いている感じです。
そして微かに柑橘系のフルーツと甘さを感じますが、ピートのスモーキーさが最後まで残ります。
味わいは少し甘めな口当たりからピート、スモーキーさを感じで余韻として残ります。ハイボールに比べると思った以上に甘みを感じると思います。
ボウモアよりもスモーキーでラフロイグやアードベッグほどピートが強くないという感じです。
カリラ12年 ハイボール
ハイボールにすると甘さは感じられずドライでスモーキーな風味になります。スッキリとした味わいなので長く飲めます。飲んだ時の香ばしさとピートの余韻。余韻は長すぎずスッキリとしている印象です。
東かがわ市Whisky部の時はローストビーフをおつまみに飲んだのですが、最高の組み合わせでしたね。他にもスモークチーズ等の燻製と相性は良いですね。
カリラ12年 個人的評価
今回飲んだカリラ12年はアイラ初挑戦として飲んで頂きたい1本ですね。というのもボウモア12年は非常に美味しいのですが、ガッツリとアイラモルトを感じられるかとなるとカリラ12年の方がピートを感じやすいです。
ヨード臭が苦手という方にはあまりおすすめはしません。おそらくですが、カリラを飲んで美味しいと感じられる方はラフロイグやアードベッグも美味しいと感じると思います。
ストレートで飲んだ時の甘みには少し驚きました。ただ甘さだけを言うならラフロイグ10年のほうが甘いですね。
ハイボール時のドライでシャープなキレといいますか、ビター感とスモーキーさは最高の食中酒として楽しめました。
東かがわ市Whisky部でカリラ12年を飲んだ様子
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