アイラモルトの中ではボリューミーで飲みごたえ抜群。魚料理にも合うカリラ。
ここではカリラの種類やその味、おすすめの飲み方や蒸留所の情報をご紹介します。
カリラの歴史と蒸留所
1846年にアイラ島の北部の海峡沿いに建てられ、カリラの名前の由来はゲール語でCaol(海峡)Ila(アイラ島)からCaolilaとなりました。
現在6基のポットスチルで年間生産量は650万リットルとアイラ島最大です。
カリラは当初ジョニーウォーカー等のブレンド用でしたが、2002年以降シングルモルトとしてリリースされ入手しやすくなりました。
カリラの種類と味の特徴
カリラ12年
カリラのフラッグシップボトル。新鮮で、甘くフルーティーで滑らかなボディ。
香り:バスオイルと歯科医のうがい薬。新鮮で食欲をそそる。アーモンドオイル、新鮮なフルーティーさ、オリーブオイル。
味わい:甘いスタート、軽いスモーキーさと長い仕上がり。滑らかで心地よい口当たり。軽い酸味、いくつかの塩。
容量700ml・アルコール度数43度
ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年のキーモルトとしても有名なカリラ。その中で今回私が飲んだのは「カリラ12年」です。ボウモアと並んでアイラ初心者におすすめされる事も多く、ストレート、ハイボールのどちらでも美味しい …
カリラ18年
香り:甘さフルーティさが強い。スモーク香にバニラ香。
味わい:まろやかな口当たり、バタースコッチ、ドライフルーツ、甘味の中にスパイシー
容量700ml・アルコール度数43度
カリラ25年
香り:貼り付ける石膏、レモンの皮のヒント、油性の煙と焚き火のタフィー。
味わい:レモン汁とオークの甘さ。革、黒コショウ、スパイシーな生姜、お菓子の香り。
容量700ml・アルコール度数43度
カリラ モッホ
香り:潮が引いた後の濡れた塩辛い砂、防腐剤と長引くスモーク香。
味わい:甘くて塩辛い、バランスのとれた酸味と特徴的なクレオソート。
容量700ml・アルコール度数43度
カリラ蒸留所会員向けのオフィシャル限定品である「カリラ モッホ」。日本市場でも並行輸入品が見かけれられます。 今回はこのカリラ モッホはどんなウイスキーかご紹介いたします。 カリラについて カリラはアイラ島にある蒸留所で …
カリラ ディスティラーズ エディション
モスカテル(シェリーの一種)を貯蔵した樽でカスクフィニッシュ。
香り:スモーキーかつスパイシー、新鮮なクリーンノート。焚き火を消した灰。
味わい:オイリー、スモーキーさ、甘さ、ボディ、ライトウッドのスパイスとバランスが取れています。
容量700ml・アルコール度数43度
ディアジオ社所有の数多くある蒸溜所の中からボトリング前の3か月から半年ほど、元の樽とは異なるシェリーやワインの熟成などに使用された樽でカスクフィニッシュしたボトルが「ディスティラーズ エディション」シリーズです。 今回は …
カリラのおすすめの飲み方
カリラはリッチでスモーキー。飲み方はハイボールがおすすめ。
少し酸味を感じつつもふわっと現れるピートスモークが一番しっかりと感じられるハイボールがいいですね。
カリラに合うおつまみ
カリラ12年は魚介類の料理との相性が抜群。上記であげた海鮮BBQはもちろんですが、スモークサーモンやホタテバターさらには牡蠣にもあいます。
カリラ25年はチーズとの相性がバッチリ。ストレートでチーズをおつまみにゆっくりと飲むのが至福の時間です。
スモーキーさとソルトフレーバーが堪らないんじゃ。
カリラの選び方
カリラの選び方としては、やはりスタンダードのカリラ12年。その後カリラ18年やカリラ25年。
そして比較的購入しやすいカリラ ディスティラーズエディションはカリラのまた違った味わいを楽しめます。
12年の味わいはしっかりとスモーキー、そしてハーブやナッツといったスパイシーさも持っているんじゃ。
榎商店STAFFより
カリラは人気の銘柄ですね。カリラだけでなくアイラモルトの評判がすごく良いんですが、特にカリラはジョニーウォーカーの原酒でもあるのと、非常にボトラーズリリースが多いことでも知られています。
カリラはフラッグシップボトルの12年をベースとして、ディスティラーズエディションやボトラーズリリースの個性的な熟成樽のものを選ぶとより楽しめると思います。
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最後に今回紹介しましたカリラ12年について、当店スタッフが動画をアップしているので是非ご覧になって下さい。
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