増々ポートシャロット愛が加速していますが、2020年の限定ボトルであるポートシャーロット OLC:01 2010を購入したので、ポートシャロット10年と飲み比べしてみました。
実際に飲んで比べるとどれほど味わいに違いを感じるのか楽しみです。
ポートシャーロット10年とOLC:01 2010のストレート比較
開栓時期ですが10年が2ヶ月早いくらいですね。まぁ違いはしっかりと感じ取れると思います。最初に書いておくと「全くの別物」という印象かも。
香りはOLCの方はシェリー樽由来の香りがしっかりと感じられ、ドライフルーツ香であったりコーヒー豆っぽい香りであったりがしっかりと感じられますね。
飲んでみても違いは歴然で、OLCは甘さとスパイシーがより一層明確に感じ取れるような味わいです。
OLCはレーズン、桃、オレンジのフルーティさとピート。そして余韻になるにつれウッディさと胡椒のようなスパイスという感じで、チョコレートの甘くほろ苦い余韻が長く続きます。
これに比べると10年は甘いですがココナッツ、バニラカスタード、レモンの酸味と蜂蜜というような甘味で、バーボン樽の影響を感じ取れる味わいも強く残っていますね。
飲み比べてみての感想
今回はポートシャーロット10年とポートシャーロットOLC:01 2010を飲み比べてみましたが、そしてこれまでPACやMRCも比較してきて全ての感想としてまとめてみます。
ポートシャロット10年は上記のとおりバーボン樽の影響が強く感じられ、バニラのような甘味を感じます。そしてMRC:01 2010はボルドーワインカスクでのフィニッシュなので、甘くフルーティですがワインのタンニン感や渋みも感じます。
次にOLC:01 2010はオロロソシェリー樽の特徴がハッキリと現れていて、ドライフルーツ、レーズン感であったり桃を感じるフルーティさ、そしてコーヒー豆やビターチョコのような甘くもほろ苦い風味を感じます。
最後にPAC:01 2011は一番甘みが強く、柑橘類、ドライフルーツ、 キャラメルとチョコレートといったスッキリしつつも甘い味わいがとても美味しいですね。
ポートシャーロット10年には10年の良さがありますし、限定品はフィニッシュのカスクの特徴がしっかりと感じられとても美味しく楽しめます。
私のようなポートシャーロット馬鹿の方は、全部のボトルを揃えるまでしなくてもBARやブルックラディは東京ではイベントもよくやっている印象があるので、チャンスが有れば飲んでみてください。
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