2008年に誕生したルイス島の蒸留所「アビンジャラク」。ここではアビンジャラクの味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
アビンジャラク蒸留所とは
2008年にスコットランド最北西部ルイス島に蒸留所を建設。ルイス島に蒸留所が誕生したのは160年ぶりだったようです。アビンジャラクはゲール語で「赤い川」の意味で、蒸留所の横に流れているアビンジャラク川から名付けられています。
このアビンジャラクが非常に特徴的なのは「ヒルスチル」と呼ばれる密造用スチルを現代に蘇らせたという事。当時の味がこの珍しいポッドスチルでどこまで再現されるのか期待が高まっています。
アビンジャラクの味の特徴
ピートレベルは35-40ppmということでヘビリーピーテッドですね。アイラモルトで言えばカリラ、ラガヴーリン、ポートシャロットと同程度のフェノール値になります。
地域はアイランズ、現在リリースされているものはほぼニューメイクに近いもので、今後に期待される。熟成が進んだものをシングルカスクでリリースしているようです。
容量500ml・アルコール度数46度
アビンジャラクのおすすめの飲み方
まだまだ今後楽しみだという状態ですが、ニューメイクに近い現在流通しているボトルであれば、やはりハイボールがおすすめですね。
フェノール値が高いのでスモーキーさはしっかりと味わえると思います。
アビンジャラクをおすすめする方
現在のアビンジャラクをおすすめする方は、各蒸留所を制覇したいスコッチマニアの方や、新しい蒸留所を応援したい方向けかと思います。
ただ熟成年数が短いアビンジャラクですが、飲んだ方の感想を聞くと評価が高く、アイランズの中ではかなりスモーキーなウイスキーになると思われます。
こうしたウイスキーの成長していく様を追いかけるのもウイスキー好きの楽しみ方でもありますよね。
えのき商店 STAFFより
これから熟成を重ね5年、7年と熟成が進んだアビンジャラクは凄く飲んでみたいですね。ただ生産量が少ないというのが気がかりで、やはり入手は困難になりそうな気がします。
その分出会えた時の喜びもひとしおなのですが、例えばアイラモルト好きの方は飲んでみたい思いますよね。榎商店では、今後もこうした新しい蒸留所のリリース情報も含めてどんどん発信していきたいと思います。
現在既に希少なアビンジャラクですが、今後日本に入ってくる量にも期待したいですね。
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