グレンアラヒー蒸留所からいよいよリリースされたピーテッドシリーズ『メイクルトール』。ここではメイクルトールの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。
グレンアラヒーの歴史と蒸留所
創業は1967年。その後所有者は移り変わり2017年にビリー・ウオーカー氏がオーナーとなった。かつてはブレンド用であったグレンアラヒーですが、現在では自社ラベルのシングルモルトの販売に注力している。
グレンアラヒーはゲール語で「岩だらけの谷」という意味。
蒸留所は近代的な建物で、建物だけでなく熱変換器を導入した最初の蒸留所としても知られています。
メイクルトールとは
マスターディスティラー、ビリー・ウォーカーに導かれて「Meikle Tòir」(大きな追求)である、比類のないピーテッドシングルモルトを慎重に作り、カスクパーフェクトすることを目標として造られました。
2018年からスペイサイドでは珍しいピーテッドモルトを使用して数週間生産を開始しています。
メイクルトールの種類と味の特徴
メイクルトール オリジナル
ファーストフィルバーボン樽、アメリカンバージンオーク樽、ライ麦樽を使用。
香り:ベーキングスパイス、焦げた蜂蜜とエスプレッソ、ヘーゼルナッツ、スモークアーモンド、バタースコッチ。
味:甘い泥炭、濃厚なチョコレートとヘザーハニー、シナモン、ジンジャー、オークスモークシュガー。
容量700ml・アルコール度数50度・35ppm
メイクルトール シェリーワン
アメリカンオークの元バーボン樽、ペドロ・ヒメネス&オロロソ・シェリー・パンチョンを使用。
香り:シダーウッド、シガーボックス、バタースコッチ、モカ、オレンジピール、ハチミツ、プラムジャム。
味:ダークチョコレート、スモークハニー、モカ、イチジク、トレクル、焦げた砂糖、泥炭の煙のパフ。
容量700ml・アルコール度数48度・35ppm
メイクルトール チンカピンワン
アメリカンオークのバーボン樽、続いてチンカピンバージンオーク樽を使用。
香り:くすぶったオークの残り火、焦げた甘草と蜂蜜、生姜、バタースコッチ、オレンジの皮。
味:ココア、クレームブリュレ、トーストアーモンド、シナモン、アニス、キャンプファイヤースモーク。
容量700ml・アルコール度数48度・35ppm
メイクルトール ターボ
3つのアメリカンバージンオーク樽と5つのオロロソホッグスヘッドを使用。
香り:マヌカハニー、摩耗した革とチョコレート、トーストしたヘーゼルナッツ、サルタナ、焦げたオレンジピール。
味:強烈な泥炭、蜂蜜、モカ、続いてスモークスパイス、ロースト栗、焦げたオーク。
容量700ml・アルコール度数50度・71ppm
メイクルトールのおすすめの飲み方
メイクルトールのスモーキーでピーティな味わいはストレート、ロック、ハイボール共に楽しめますが、ボトルによって試して見えほしい飲み方は。
オリジナル、ターボはしっかりと感じるBBQスモークをハイボールにすることでドライな消えた後の灰のような味わいが感じられると思います。またシェリーワンやチンカピンワンはシェリー系の樽熟成によるフルーティさとチョコレートやココアを感じる風味はロックに凄くおすすめです。
メイクルトールの選び方
やはりオリジナルから手にとってみるのが良いのかとは思いますが、やはり興味が湧くのはターボのフェノール値71ppmですね。
それぞれがすごく特徴的ではあるので、自分の好みの熟成樽を考慮し選んでみるのが良いかと思います。
榎商店STAFFの意見
シェリー樽を筆頭に様々な樽での熟成で人気のグレンアラヒー蒸留所のピーテッドモルトとなると、やはり話題性抜群ですし興味が湧きますね。
日本市場への流通もこれから勿論あるでしょうし、スタッフも凄く飲んでみたいラインナップばかりですので待ち遠しいですね。
まずは現在の基本ラインナップで情報が入りましたら、Xやブログで情報を共有していこうと思います。
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