イギリス政府から2番目に認可を受けた蒸留所「フェッターケアン」。ここではフェッターケアンの味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
フェッターケアン蒸留所とは
1824年 創設者のアレクサンダー・ラムゼイ卿によりイギリス政府の認可を受けウイスキー製造を開始します。フェッターケアンの意味は、ゲール語で「斜面の上の森」。場所は東ハイランドのケアンゴルム山脈の麓にあるフェッターケアン村に蒸留所はありますね。
1829年、蒸留所はグラッドストーン家に売却されます。その後オーナーは幾度か変わり現在はホワイト&マッカイ社が所有しています。
このことからもホワイト&マッカイのキーモルトとしてフェッターケアンのモルト原酒は使われています。
フェッターケアンの種類と味の特徴
フェッターケアン12年
バニラとナシ、柔らかいスパイス。微かにローストコーヒー、クローブ、ジンジャーで、さわやかなネクタリンとトロピカルフルーツ。スルタナとブラックタフィーの余韻。
容量700ml・アルコール度数40度
フェッターケアン16年
バニラとジンジャー、レーズン。桃、生姜、キャラメルはバナナに取って、チョコレートとデメララシュガーが完璧な仕上がり。
容量700ml・アルコール度数46.4度
フェッターケアン22年
バナナ、柑橘類、梅、レーズン、イチジク、ジンジャーパン、スパイス梨、キャラメルオレンジ、コーヒー、甘草で和らげ、モレロチェリー、プラム。
容量700ml・アルコール度数47度
フェッターケアン28年
パイナップルとメロン、暖かい生姜と甘草のヒント、トリークルとバナナ。柑橘類の皮と黒胡椒、クルミ、バニラ、スパイス。コーヒー、アプリコット、甘いバルサミコのタッチ。
容量700ml・アルコール度数42度
フェッターケアン40年
蜂蜜、糖蜜、生姜、タフィーアップル、厚いトリークル、シェリー。柑橘類とレーズンとバランスの取れた甘草とバルサミコ。タフィー、蜂蜜、デメララシュガーのヒント。柔らかいスパイスとトロピカルフルーツの輝かしい仕上がり。
容量700ml・アルコール度数48.9度
フェッターケアン50年
生姜、スパイス、柑橘類の皮、リンゴ。モレロチェリー、熟しすぎたプラム、ブラックカラントなど、さらなるニュアンスが現れます。ココナッツのささやきと熟しすぎたパイナップルのヒント。温かいスパイスの効いた柑橘類、挽いたコーヒー、タフィーアップルは、ポートワインと甘いアーモンドの豊かなノートに取って渡されます。焦げたキャラメルと柔らかい歯ごたえのある甘草のノート。
容量700ml・アルコール度数47.9度
フェッターケアンのおすすめの飲み方
フェッターケアンのおすすめの飲み方はストレートがおすすめ。フェッターケアン12年ならばハイボールもありですが、長熟物はストレート一択です。
フェッターケアンはバーボン樽熟成が多いので、ハーボール向きではありますが、蜂蜜やトロピカルフルーツのフェッターケアンらしさはストレートより感じられますね。
フェッターケアンをおすすめする方
なかなか入手が難しいフェッターケアンなので、初心者の方におすすめは出来ません。それこそウイスキーを長年飲んで様々な銘柄を飲み尽くしたという方に是非飲んでいただきたい銘柄ですね。
オフィシャルはなかなか見つからないので、ボトラーズでのリリースを購入するという方法もありますが、ボトラーズリリースも多いとは言えません。
えのき商店 STAFFより
ホワイト&マッカイが大好きだぞ!という方には一度は飲んでみて欲しいフェッターケアンですが、上記のとおり入手は難しいですね。
特に長期熟成の22年〜50年というのは、まだどこかにあるのでしょうか。と言っても私の手が届くようなお値段ではないでしょうね。
フェッターケアンは12年であれば、Amazonや楽天で見かけることもありますし、少ないですがボトラーズでもたまに見かけるので、気になる方はアンテナをはっておきましょう。
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