ハイランドクイーンのキーモルトということでも知られる「タリバーディン」。ここではタリバーディンの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
タリバーディン蒸留所について
1943年にハイランドのブラックフォードにあったエール醸造所の跡地に蒸留所が建てられました。設計に携わったのはジュラ・グレンアラヒーを手掛けたデルム・エヴァンスです。
1971年にはインバーゴードン社が所有し、1993年にはホワイト&マッカイ社が買収するものの休止。2003年にタリバーディン社が設立され操業開始されます。
現在はフランスのワイン商であるピカール社の傘下であるテロワール社の所有となっています。
タリバーディンの種類と味の特徴
タリバーディン ソブリン
フローラルで甘い大麦のノートとバニラのヒントがあり、フィニッシュにはファッジ、シロップ、柔らかい香辛料があります。
香りは蜂蜜、カスタ―ドクリーム、バニラ、柑橘。味わいはクリーミーな甘さと柑橘系の爽快さ、そしてピールの苦味を若干伴います。柔らかで軽い口当たり。
容量700ml・アルコール度数43度
タリバーディン 228 バーガンディカスクフィニッシュ
香りは赤いチェリーとバニラ、チョコレートとターキッシュデライトの含みがあります。味わいは赤い夏の果実味、多くのチョコレート、そしてフィニッシュに甘いスパイスの香りがあります。
容量700ml・アルコール度数43度
タリバーディン 225 ソーテルヌカスクフィニッシュ
香りは花とバニラとフルーツケーキ、そして柑橘系のライムの香り。味わいは熱帯のパイナップルとオレンジゼスト。すっきりと甘いフィニッシュ。
容量700ml・アルコール度数43度
タリバーディン 500 シェリーカスクフィニッシュ
香りは革、フルーツケーキ、砂糖に漬け込んだフルーツ、トフィー。シェリーやモルトの甘味が強く、合わせてジンジャーのスパイシーさを感じる。
レーズン、熟した林檎、蜂蜜、バニラといった甘みと若干の渋みのバランスが良い。ペドロヒメネスシェリー樽を使用している。
容量700ml・アルコール度数43度
タリバーディン 15年
香りは焼きたての干し草とパルマスミレ、焼きたてのリンゴ、クローブ、バニラアイスクリームの香り。味わいは ストロベリージャムと濃厚なクリーム、焼きスコーン、微妙なスパイスとのバランス。
容量700ml・アルコール度数43度
タリバーディン 20年
香りはバニラ、蜂蜜、そしてバタースコッチ。 味わいはクリーミーな焼きたてのりんごとチョコレートと組み合わされ、信じられないほどの柔らかい仕上げで終わります。
容量700ml・アルコール度数43度
タリバーディン 20年 700ml
タリバーディン 25年
香りは微妙なバニラ、タフィー、オレンジ色のチョコレート。 味わいは焼きバナナ、オレンジの皮と長く、クリーミーで絹のような仕上げで粘性質。
容量700ml・アルコール度数43度
タリバーディンのおすすめの飲み方
タリバーディンのおすすめの飲み方はカスクフィニッシュシリーズやヴィンテージならストレートもしくはロックがおすすめです。
タリバーディンを後熟させた樽のニュアンスをより感じられます。
ハイボールで飲むならタリバーディン ソブリンがおすすめです。
タリバーディンをおすすめする方
ハイランドの銘柄を多数飲まれている方で、甘口でノンピートのウイスキーが好みの方におすすめです。
ウイスキーを飲み始めたばかりと言う方でも抵抗なく飲みやすい銘柄です。さらにカスクフィニッシュのボトルはいずれも特徴的でユニークです。
えのき商店 STAFFより
タリバーディンはノンヴィンテージのボトルなら大体5000円未満で購入できるリーズナブルさと甘く華やかな味わいに初心者の方に非常におすすめできる銘柄です。
タリバーディン15年からのヴィンテージボトルになると価格はグッとあがりますが、相応の飲みごたえを感じられるので、こちらはハイランドのシングルモルト好きの上級者向けですね。
本日のおすすめ商品はこちら
榎商店の各店舗はこちら
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています