ベンリアックの中で非常にスモーキーな特徴を持つのが「ベンリアック10年 キュリオシタス」。現在ではボトルデザインが一新されキュリオシタスというボトルは無くなってしまいましたが運良く入手出来ました。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
ベンリアック 10年 キュリオシタスの感想
ベンリアックのボトルデザインが一新されこのベンリアック10年キュリオシタスは終売。代わりになるのが「ベンリアック スモーキー・テン」なのかな。とは言え味わいの変化はあると思います。
一度は悩んでいる間の売り切れに見舞われ、諦めていたところに入手できたのでラッキーでした。
スペイサイドにあるベンリアック蒸留所ヘビリーピーテッド原酒(フェノール値55ppm)を堪能したいと思います。
では公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
やはり終売なのでオフィシャルでは見つからず「スモーキー・テン」のテイスティングノートを引用します。
香りは熟した果樹園のフルーツシロップ、スモークハニーグレーズ、オークスパイス。味わいはスモークアップルウッド、ハニーメープル、スパイス、フルーツとスモークの香り
引用元:The Smoky Ten – Benriach Distillery
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
ベンリアック 10年 キュリオシタス ストレート
香りは確かに素晴らしいスモーキーさですね。しっかりと煙香が感じられます。ただアイラと違うのは磯臭さが全くなくBBQのようなスモーキーさです。アイラの中ではポートシャーロットに近しい感じがします。
口に含むとスモーキーさの中にりんごのような酸味のある甘さとメープル感やバニラ感が感じられました。そしてスパイシーさもあります。あと感じられるのはナッツやシリアルの香ばしさもありますね。
ピート香は磯臭い感じではなく、余韻で若干香る程度でビターさとスモーキーさ、そして大麦の甘味が余韻で長く続きました。
ベンリアック 10年 キュリオシタス ハイボール
ハイボールにするとガッツリスモーキーですね。そして思ったより甘口なのかな。バニラ感や蜂蜜感を感じました。
食中酒としてよりも、スモークしたつまみ(スモークナッツやスモークチーズ)と合わせて食後に飲む際におすすめですね。うずらのスモークと相性が良さそうな気がしました。
食中酒としてハイボールで飲むなら焼肉かな。焼肉のタレの甘さには、この甘くスモーキーなハイボールが合いそうな気がしました。
ベンリアック 10年 キュリオシタス 個人的評価
キルダルトン三兄弟のようなメディシン的なピート香とは違う、上記したポートシャロット10年のようなどこかBBQを感じるようなスモーキーさです。
そしてやはりスペイサイドだからか、しっかりとしたスモーキーさの中に甘い蜂蜜やバニラを感じ、フルーティさもあるのがいいですね。
ちょっとキュリオシタス終売というのは残念です。私はベンリアックのスモーキー・テンを飲んでいないので違いがわからないのですが、近いのであればスモーキー・テンは非常におすすめかも知れません。またスモーキーな銘柄は好きだけど薬品香は苦手という方にもおすすめですね。
ちなみにこの「ベンリアック 10年 キュリオシタス」はまだWEBで見かける事もあるかと思います。そしてあのピーツビーストはこれに近いという噂もありますよね。
またピーツビーストを購入して飲み比べてみようと思います。
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