ポートシャーロット10年

注いだ瞬間からスモーキーフレーバーが香る「ポートシャーロット 10年」を購入したので飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。

ポートシャーロット 10年の感想

冒頭でも書いたとおりポートシャーロット10年はフェノール値が40ppmのヘビリーピーテッドのアイラモルトです。

ただ他のアイラモルトと若干違うと感じたのは、ピート香の種類がなんとなく違うのではないかという点。例えばラフロイグのようなヨード香というのは抑えめな気がしました。

ちょっと公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。

公式テイスティングノート

香り:清々しい潮風が、スモーキーさを穏やかにしている。オークとスモーク、そしてスピリッツ本来の個性は、10年の熟成を経たことでバランスが取れ、調和が生まれている。ポートシャーロット特有のドライで土っぽく、ピートの灰を思わせるスモーキーなアロマだが、そこにキャラメルソースやファッジ、ヴァニラカスタード、かすかなショウガ、ナツメグ、クローブなどの波がオークとともに押し寄せて前面に出る。
味わい:舌に乗せてみると、テクスチャーとその存在感の中に繊細さと柔らかさを感じるだろう。香りと同様にフレーバーも素晴らしいバランスで、オークから深く引き出された甘さをスモーキーさが穏やかに包み込んでいるそしてココナッツ、ヴァニラカスタード、レモンの花の蜂蜜とともに、牡蠣の燻製と日に灼けた砂浜が現れる。
フィニッシュ:フィニッシュは荘厳に訪れる。もちろんスモーキーだが、ファッジやモルティングした大麦、オレンジ、マンゴーの柔らかな甘さと、バナナ・トフィーパイを思わせる質の高いオーク樽由来の深みもある。
引用元:PORT CHARLOTTE 10YEAR OLD -レミーコアントロー-

ポートシャーロット 10年 ストレート

ポートシャーロット10年ストレート

香りはやはりスモーキーさがガツンときますね。確かにピート香というよりもBBQの灰のような感じという表現でしょうか、薬品臭という感じではない気がします。

スモーキーさの中に甘い香りは感じます。ただそれがキャラメルなのかバニラなのかは初心者の私にはまだ判別出来ませんが、どちらかといえばバニラな気がします。

味わいは口に入れた瞬間から煙が来ますが、全然嫌じゃない感じの香ばしさとその中にしっかりと甘さを感じました。そして若干の潮っぽさもある気がします。旨味という表現はおかしいのかもしれませんが、ほんのりと甘いスモーク感といいますか、焦げたバニラかな表現が難しいです。

余韻もしっかりとスモーキーです。モルトの甘みもかすかにですが感じる気がします。

まぁストレートで飲むのも最近ようやく慣れてきた程度の感想なので、また後日修正・追記を行っていきたいと思います。

ポートシャーロット 10年 ハイボール

ポートシャーロット10年ハイボール

ポートシャーロット10年をハイボールで飲んでみると、甘さは軽減されスッキリとドライなスモーキーなハイボールになります。少しビター感が増して非常に飲みやすい。これは焼いた海鮮料理や肉料理に非常に合いますね。

ウイスキーを飲む順番として例えばシェリー系なんかを飲んだ後に口をスッキリとさせたい時なんかに重宝しそう。いやポートシャーロットのスモーキーさで一気に舌が持ってかれるかもしれません。

ポートシャーロット10年 個人的評価

今回飲んだポートシャーロットはヘビリーピーテッドという事もあり、初心者の方(私も初心者だが)にはいきなりはおすすめではない気がします。
ただこのスモーク感はやみつきになる美味しさ!ラフロイグやカリラとはまた違ったスモーキーなタイプと感じました。

ストレートで飲んだときの甘みもさることながら、ハイボールにしたときのビターでドライな爽快感は本当に美味しいです。

ボトルにはまだタップリとあるので、〆のハイボールに重宝する1本です。
また少しずつ私のテイスティングが上達すれば、記事の修正・追記を行っていきます。

ポートシャーロット10年 50度 700ml

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