酒粕とは?
日本酒のもろみを圧搾したあとに残ったものです。
もろみとは、蒸したお米、水、麹をまぜて発酵させたものです。
このもろみを搾った液体の方が日本酒となり、搾りカスが酒粕となります。
日本酒のもととなるものですから、味わいは日本酒のような風味があり、アルコール分を含みます。
そして搾りカスとはいえ、そのまま食べれるのが特徴です。
酒粕が出回る時期
12月~1月頃、日本酒の新酒が出回る頃に出回ります。
正確な時期は、蔵元によってかわります。
大手蔵元の酒粕の場合は、スーパーなどで通年販売されていることもあります。
酒粕の選び方
酒粕は新しいものほどフレッシュで固く、時間が経ち、熟成が進んだ酒粕は旨味成分が多く含まれ、濃厚な味わい&柔らかいものとなります。
酒粕は同じものでも経過時間によって味わいが異なるので、料理によって使い分けるのがオススメです。
また、酒粕を料理に取り入れる場合は、吟醸のものより普通酒の方が旨味成分が残っているためおすすめです。
酒粕の食べ方&酒粕レシピ
酒粕はそのまま焼いて食べてもいいのですが、味が濃いため苦手に感じる人も。
(関連リンクでスタッフがそのまま食べようとしたチャレンジ記事が読めます)
そんな方のためにオススメの酒粕レシピをご紹介します。
甘酒
酒粕を使うレシピの大定番。
冬の寒い時期に飲むと体がポカポカと温まります。
豚汁
豚汁に酒粕が入った、体の芯からあたたまるレシピ。
コクがでて、通常の豚汁とはまた少し違った味わいです。
鮭のホイル焼き
鮭とも相性の良い酒粕。
鮭のホイル焼きに酒粕をプラスすることで、ごはんにもお酒にも合う1品のできあがりです!
酒粕の保存方法
酒粕は冷蔵で半年、冷凍で約1年ほど保ちます。
できれば3~6ヶ月で使い切るのが理想です。
保存袋に入れて保存を。
冷蔵保存の場合、酒粕中の麹菌がまだ生きているので時々開封して中の空気を抜いてくださいね。
なお、冷蔵の場合は時間の経過とともに味わいがかわり、濃厚になっていきます。
なお、冷凍した場合は解凍してから使ってくださいね。