タリスカー ワイルドブルーは昨年リリースされたワイルダーシーズの流れを組むボトルなんでしょうか、ラベルデザインが非常にカッコいいジャケ買いにもおすすめのボトルですね。
では今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
タリスカー ワイルドブルーの感想
ワイルドブルーについて調べてみると「南アフリカの赤ワイン樽で16ヶ月間熟成し深い果実と潮風、野生のビーチでの焚き火を連想させる味わい」と書かれていました。
赤ワイン樽熟成のタリスカーと言うことで、気になるかも多いのではないでしょうか。
公式テイスティングノート
香り:クラシックなペッパースパイス。タリスカーの特にスモーキーな表現は、乾燥した海藻と海水にスプレーされた濡れた岩の海洋ノート。赤ワインと日干しクランベリーのヒントが添えられた豊かなフルーツノートは、海岸のミネラルのバランスを見事にとっています。 味わい:心地よく滑らかな口当たり、ベリーと果樹園の果実の果実のようなアンダートーンが全体に重みと興味をそそる甘くて強烈な味につながり、味覚の半ばに塩の本当の揺れがあります。塩味、スモーキーさ、甘さが舌に広がり、美しく融合し、古典的な唐辛子の「キャッチ」になります。水を加えると、一滴でワインのようなフルーティーな甘さが強調され、口蓋全体にコショウが広がります。 余韻:長く、滑らかで、甘いスモーキーさで、ビーチでのピートの焚き火を思わせます。
では実際に飲んでみて感想を書いていきます。
タリスカー ワイルドブルー ストレート
香りはタリスカーらしいペッパースパイスとシーソルトの香り、そこにベリー系の赤い果実の甘い香りがふわっと感じられます。鼻をグラスにより近づけるとフルーティな甘い香りが増して感じられますね。
味わいは香りほどのペッパースパイスは感じられず、ベリー系の甘いフルーティさとほのかに潮っ気、フィニッシュにようやくペッパー感が甘味を覆ってくるような印象です。
程よい甘味とフルーティさにシーソルト、ペッパーのバランスがとてもよく開栓したてでも美味しいですね。
タリスカー ワイルドブルー ロック
ロックにして冷やすとグッと甘味が感じやすくなると共に少しエグ味のようなものを感じました。そして余韻はかなりビターですね。
ダークチョコのようなほろ苦さもあり、エグ味は感じるもののそれ以上に甘味とダークチョコのようなコクのあるビターさが美味しいです。
タリスカーの特徴でもあるペッパー系のスパイシーさや潮っ気はあるものの、ストレートに比べ弱くなります。
タリスカー ワイルドブルー ハイボール
最後にハイボールを飲んでみます。
シェリー系やワイン系のウイスキーをハイボールにした時のように少し渋みというかエグ味のようなクセを感じます。
味わい自体はフルーティな甘さはしっかりと感じつつもさっぱりとしています。しかしコアレンジのタリスカーのピート感や潮っ気、そしてペッパー感は随分優しく感じるので、例えばタリスカー10年のハイボールが好きな方にとっては少し優しい味わいに感じちゃうと思います。
かといって駄目ではなく、これはこれでフルーティさが美味しいですね。
タリスカー ワイルドブルー 個人的評価
さて今回入手したタリスカー ワイルドブルーの個人的な総評と致しましては、美味しい事には間違いないですが、普段のタリスカーを飲む感覚だと特にハイボールでは拍子抜けしちゃうかもしれません。
しかしストレートはとても美味しく、ピリッとしたペッパーの香りと味わいに、しっかりとシーソルトも感じられ、まず広がるフルーティなベリー系の甘味がたまりませんね。
ラベルも通常のコアレンジとは大きく異なるので、タリスカーの違った表情を楽しめるとすると、素晴らしいボトルだなという感想です。
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