随分前に購入したニッカ ピュアモルトのレッドとブラックを先日開栓して飲んでみました。まずはブラックについての飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
ニッカ ピュアモルト ブラックの感想
ニッカ ピュアモルト ブラックはピュアモルトということで当然のことながらブレンデッドモルトウイスキーですね。要はシングルモルトウイスキーのみをブレンドして造られています。
ニッカ所有のシングルモルトと言えば宮城峡と余市。これだと竹鶴になっちゃいますから、海外原酒で例えばベンネヴィスとかも加えられているんですね。もしかしたらカフェモルトも?詳細はまた調べてみます。
ちなみにニッカ ピュアモルト ブラックは余市主体の構成のようです。
公式テイスティングノート
テイスティングノートは公式でも紹介はされていないですが、ピュアモルトの狙いが解説されていました。
このウイスキーが登場した1984年頃は、ウイスキーも見た目の華やかさや、派手な装飾を競い合っていた。そこにモルト原酒100%のおいしさをシンプルに味わって欲しいという願いを込めた、装飾性を一切排除したボトルは衝撃だった。
引用元:STORY BAR |NIKKA WHISKY
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
ニッカ ピュアモルト ブラック ストレート
香りは甘い蜂蜜の香りとバニラぽい香り。そしてフルーティな甘い香りを感じます。ピートはそれほど感じなくて、若干の硫黄感がある気がしました。アルコール刺激はほぼ感じられません。
口に含むと麦の香ばしさとフルーティな甘味、そして若干のピート香がします。スモーキーという感じではなくほんのりとピートを感じる甘さと香ばしさを感じる印象です。
十年前に購入して保管していたという方から購入したのですが、十年前の構成原酒がいいのかとても美味しいです。
ニッカ ピュアモルト ブラック ロック
ロックにしても甘味は強く、そして硫黄っぽさが増したかな。甘味はシロップやバニラのような感じが主体で、余韻に若干のクセを感じる気がします。
クセの部分は本当に微かにという感じで、ピートを感じるというレベルではないですね。余韻は若干苦味を感じます。
ニッカ ピュアモルト ブラック ハイボール
ハイボールにした時が一番ピートを感じますね。とはいえ爽やかな酸味と相まってピートが強いとは思いません。余韻は結構ビターでスッキリとした酸味とビターさが強いハイボールです。
食中酒としてかなりいいですね。様々な料理と合わせやすいと思います。
ニッカ ピュアモルト ブラック 個人的評価
ストレート・ロック・ハイボール共に美味しくいただけました。私の好みはストレートですね。
ハイボールは食中酒としていい感じですし、ストレート・ロック共にピュアモルト ブラックらしさといいますか、若干のクセがいいです。
このニッカピュアモルトは酒屋などではなかなか見かけることはありませんね。蒸留所では買えるようなんですがなかなか簡単に購入はできません。ただ最近はAmazonのようなモールでも見かけるようにはなってきましたね。
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