ホワイト&マッカイのキーモルトとして知られる「トミントール」。今回はトミントールの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
トミントール蒸留所について
トミントール蒸留所の設立は1964年。スペイ川の支流であるエイヴォン川沿いに建てられました。スコットランドの高地の村、近くのトミントールの村にちなんで名付けられています。
スペイサイドらしい爽やかなフルーティさと他とは違う強い柑橘感を特徴に持っています。現在はアンガスダンディー社系列となっています。
トミントールの種類と味の特徴
トミントール10年
香りは青りんご、紅茶、オレンジといった柑橘感が強め。味わいは甘酸っぱさが強く柑橘感と余韻のビターさのバランスが良い。
容量700ml・アルコール度数40度
トミントールのおすすめの飲み方
トミントール10年のおすすめの飲み方はハイボールや水割りです。ハイボールにすることでトミントールの爽快さがより強くなり、水割りにするとビター感が少し薄れ非常に飲みやすい。
ストレートでも勿論美味しいですが、ハイボールや水割りをおすすめします。
トミントールをおすすめする方
トミントール10年は初心者でも飲みやすい銘柄で甘味は強くないものの、爽快な青りんご感と柑橘感で凄く飲みやすいボトルです。ただストレートではビターさをよく感じるので、初心者の方はハイボール等で楽しむのがいいでしょう。
また流通量が少なくネームバリューも日本では若干低いような気がします。そうなると、多くの有名な蒸留所のオフィシャルを飲んだ方が次に試すような1本なのかなと思いました。
えのき商店 STAFFより
トミントールは余り見かけることもないですし、日本ではメジャーとは言えないかもしれませんが、あのホワイト&マッカイのキーモルトとしても使われていますし、飲みやすさも合わせておすすめできるボトルだと思います。
またトミントールの14年やさらにそれ以上の超熟が日本で流通し始めればもっと話題になるでしょうね。10年の柑橘感が長期熟成でどうなるのか、本当に興味がそそられる1本です。
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