エジンバラモルトと呼ばれるローランド地方の代表的銘柄「グレンキンチー」。ここではグレンキンチーの味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。
グレンキンチーの歴史と蒸留所
1837年レイト兄弟が農業の副業として創設。現在でも約10万6000坪の農地を所有しています。蒸留所の名前は横を流れるキンチー川から付けられました。
現在はディアジオ社の系列でクラシックモルトシリーズの内の1本としても知られています。グレンキンチー蒸留所で生産される90%はブレンデッドのヘイグでジョニーウォーカーの原酒で使用されています。
グレンキンチーの味の特徴
グレンキンチー 12年
フレッシュな中に花や芝草のフレーバー、スッキリとした甘口。後味に穏やかだがスパイシーさも感じられる。
香りは花、芝草、青りんご、若干の薬香。味わいはバニラ、ジンジャークッキー、麦芽の甘み、喉越しはクリーミーでまろやか。
容量700ml・アルコール度数43度
グレンキンチーのおすすめの飲み方
グレンキンチーの穏やかで繊細な味わいはストレート、トワイスアップがおすすめ。非常にライトでドライ、かつフローラルな風味は食前酒として向いている。
ストレートが苦手な方もハイボールにしても繊細さが感じられる。
グレンキンチーの選び方
ディアジオのクラシックモルトシリーズの中で一番デリケートでスムースなのがグレンキンチーです。
すっきりとしてまろやかな麦芽の甘みをゆっくりと楽しみたい方におすすめの銘柄。普段シェリー系やスモーキー系をよく飲む方に、穏やかな風味を楽しむ違った1本としておすすめです。
えのき商店STAFFより
ハイランド、スペイサイド、アイラ、アイランズ、キャンベルタウン、ローランドの中でディアジオのクラシックモルトでローランドの代表にしているグレンキンチー。
飲んでみると納得のローランドらしい穏やかな芝草を感じられる1本です。決して甘すぎないスッキリとした甘さ、後味にあるスパイシーさが後を引きます。
ローランドのシングルモルト入門におすすめのローランド王道モルトだと言えるでしょう。
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