硫黄香という特徴を持つ事で知られる「クライゲラキ」。今回はクライゲラキの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
クライゲラキ蒸留所について
クライゲラキ蒸留所は蒸留所創始者であるピーター・マッキーは当時ラガヴーリン蒸留所を所有しウイスキー造りのイロハを覚え1891年にクライゲラキ蒸留所を創業しました。
当時はホワイトホースの原酒用として建てられた蒸留所というのも有名ですね。
その後UD社傘下となり、そして現在はバカルディ社が所有。そしてデュワーズのキーモルトとして使われ、シングルモルトも販売されています。
クライゲラキの種類と味の特徴
クライゲラキ13年
香り:りんご、焦げたポップコーン、トレクルタルト、微かにミーティな香り。
味わい:オイリー、熟したバナナ、バーベキューパイナップル、サマーベリー、松の実、アーモンド。ビスケットとりんごのノートの後ろに微かに硫黄。
容量700ml・アルコール度数46度
クライゲラキ17年
香り:甘いバニラとカラメルリンゴ、メロン、レーズン。蜂蜜、大麦、少しの煙とバニラアイスクリーム。
味わい:パイナップルとカスタードクリームの甘さとミーティさ。スモーク、クローブとオークのタッチ。
容量700ml・アルコール度数46度
クライゲラキ19年
香り:焼いたオーク、缶詰パイナップル、ジンジャー、ビスケット。
味わい:トロピカルフルーツ、ゴールデンシロップ、オークスパイス、モルト、クリーミーなバニラ。
容量700ml・アルコール度数46度
クライゲラキ23年
香り:レモン、オレンジ、パイナップル、バニラ、トフィー、焼いたオークと大麦。
味わい:塩キャラメル、クリーミーなバニラ、オレンジの皮。シナモン、ナツメグ、硫黄の微妙な香り。
容量700ml・アルコール度数46度
クライゲラキ37年
香り:パイナップルタルトとクレームアングレーズのノート、柔らかいシリアルとトーストしたバナナパンのノート。
味わい:最初は甘い酸味で大胆に複雑、長く贅沢な仕上がりで柔らかい果物やアーモンドでまろやか。
容量700ml・アルコール度数46.5度
クライゲラキのおすすめの飲み方
クライゲラキのおすすめの飲み方は独特の香りや甘味が感じ取れるストレートがおすすめです。少し加水して硫黄のニュアンスとナッツの香ばしい香りをより深く楽しみましょう。
フルーティさや蜂蜜の甘味、そしてかすかに感じるスモーキーさがいいですね。
クライゲラキをおすすめする方
クライゲラキのクセはやはりオイルヒーティングでの麦芽乾燥による硫黄香ですね。現在もオイルヒーティングを行っている蒸留所は珍しいので、この特徴が気になる方はクライゲラキを飲んでみましょう。
またデュワーズのキーモルトにもなっているので、デュワーズが好きな方、そして様々なオフィシャルを飲んで変わり種が飲んでみたい方におすすめです。
榎商店 STAFFより
クライゲラキのようなクセのある銘柄は、このクセが好きなファンが非常に多くリピーターが多い印象です。このあたりはラフロイグの薬品香と同じで他では物足りなくなるのかもしれません。
ホワイトホースを飲むと若干硫黄感を感じる方がいるかもしれませんね。
クライゲラキ13年もスーパーや酒屋で見かけるのは稀かと思います。ただネットでは多く見かけるようになったので、気になる方はチャレンジしてみましょう。
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