ムーングロウ10年 リミテッドエディション2019 レビュー

以前からずっと飲んでみたくてTwitterなんかで羨ましく見てたムーングロウ。運良く購入することが出来ました。

今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。

ムーングロウ10年 リミテッドエディション2019の感想

これまでジャパニーズウイスキーの中でもサントリーやニッカのようなまだ田舎のスーパーでも購入出来るようなメーカーではない、秩父蒸留所であったり三郎丸蒸留所、安積蒸溜所と他にもまだまだありますがお目にかかる事自体が無くて半分あきらめてました。

ムーングロウはラベルのデザインも好きで、さらにWWA2019でも「MOON GLOW Crescent 2018」が賞を獲ってますし飲んでみたかったんですよね。

では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。

公式テイスティングノート

三郎丸蒸留所モルトとスコッチグレーンウイスキー等の輸入原酒を用いてブレンドしています。

香り:ミツロウ、乾いたピート、少しの炭、燃料のオイル、僅かにアプリコット、 溶剤系のインク、素朴な麦芽、黒ブドウの皮、杉や桐のような木材、黒糖キャンディ。
味わい:ミツロウ、黒ブドウの皮、長く続くシロップのような甘さ、適度な酸味、 杉や桐のような木材、乾いたピート、スムースな口当たり。 後口に炭っぽさやタンニンを伴うウッディな渋みや甘さがやや長く続く。
引用元:MOON GLOW/三郎丸蒸留所|若鶴酒造株式会社

では実際に飲んでみた感想を書いてみます。

ムーングロウ10年 リミテッドエディション2019 ストレート

ムーングロウ10年 リミテッドエディション2019 ストレート

まずは香りからですが、蜜蝋、麦芽、黒糖の香りを感じつつオイル感であったり木材のような香りを感じました。ピートはガツンと来るタイプではなくふわっとした感じで包み込むようなピート感ですね。

味わいですが酸味を伴うシロップのような上品な甘さ。ぶどうの皮のような渋みもありつつ爽やかな甘さが余韻で続いていく感じです。口に含むと香り以上にピートが感じられますね。

凄く美味しいですね。こういうのが飲みたかったと思えるくらい上品に思いました。甘味もピートも渋みもどれをとっても主張しすぎないで優しく絡み合っているという感じですね。

ムーングロウ10年 リミテッドエディション2019 ロック

ムーングロウ10年 リミテッドエディション2019 ロック

ロックで飲んでみると、甘味は強すぎず麦の甘味のような香ばしく甘い印象です。あと若干感じる塩っぽさがいいアクセントになって美味しいですね。

スモーキーさとピートの香りもハッキリと現れますね。

ムーングロウ10年 リミテッドエディション2019 ハイボール

ムーングロウ10年 リミテッドエディション2019 ハイボール

ハイボールにすると蜂蜜のような甘味。そしてスモーキーさとピーティさがしっかりと感じ取れるハイボールになります。

飲み方によって結構表情が変わりますね。スモーキーハイボールが好きな方にかなりおすすめです。

ムーングロウ10年 リミテッドエディション2019の個人評価

実は今回このムーングロウを初めて飲む前にポートシャーロットを飲んでしまってて、「順番逆だったなぁ」と思いながら開栓しのんでみるとビックリ。

しっかりとピートもスモーキーさも感じられ、上品な甘味と合わさって凄く美味しかったんですよね。

飲み方ではやはりストレート、ロックが美味しいですね。ハイボールも美味しいんですがまぁ他でも代用できるかなと。ムーングロウである必要性は感じませんでした。

ストレートにわずかに加水した時の甘い香りと微かに感じる塩っぽさ、そして優しく包み込むようなピートがたまらなかったです。

ムーングロウ リミテッドエディション 2019 700ml

 

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