スコットランドの女王「メアリー・ステュアート」がブランド名となっている「ハイランドクイーン」優し甘さで包み込まれるような味わいですよね。今回はハイランドクイーンを構成するキーモルトについての解説記事です。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
ハイランドクイーンの特徴とキーモルト
ハイランドクイーンのキーモルトは
- タリバーディン(ハイランド)
- グレンマレイ(スペイサイド)
この2つのモルト原酒の他に25種類以上のモルトがブレンドされています。当時はグレンモーレンジィも構成原酒に使われていたそうですが現在は入っていないようですね。
キーモルト1:タリバーディンの特徴
香りは焼きたての干し草とパルマスミレ、焼きたてのリンゴ、クローブ、バニラアイスクリームの香り。味わいは ストロベリージャムと濃厚なクリーム、焼きスコーン、微妙なスパイスとのバランス。
おすすめ:タリバーディン 15年
キーモルト2:グレンマレイの特徴
香りはバニラタフィーとベリーフルーツのノートがあり、リッチで甘くフローラル。味わいはオーク材、激しく濃い果物とクリーミーなトーストされたバニラ。
おすすめ:グレンマレイ 12年
ハイランドクイーンのおすすめポイント
ハイランドクイーンはブレンデッドと蒸留所不明のいわゆるシークレットシングルモルトが多くのラインナップでリリースされています。やはりおすすめは年数表記のあるもので12年熟成がおすすめ。
今回はブレンデッド12年を紹介すると、青リンゴ、砕いたブラックペッパー、バニラの香り。味わいはヘーゼルナッツ、モルトの風味、すっきりとしたフルーティさが特徴です。
ハイランドクイーンからのおすすめ銘柄
優しい甘さと滑らかな口当たりで非常に飲みやすいハイランドクイーン。同銘柄を縦飲みするのもラインナップが多いので楽しめますね。
違う銘柄であればデュワーズ12年やシーバスリーガル12年がおすすめになるかと思います。
またシングルモルトも「ハイランドクイーン マジェスティ シリーズ」は蒸留所非公開のシングルモルトシリーズですし、ブレンデッドの原酒で使われているタリバーディンやグレンマレイもおすすめですね。
まだハイランドクイーンを飲んだことがない方はハイランドクイーン8年 ブレンデッドやハイランドクイーン マジェスティ12年なんか飲んでみると楽しめると思います。
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