コンパスボックスからリリースされている「シークレットオブスモーク」を構成するキーモルトについての解説記事です。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
シークレットオブスモークの特徴とキーモルト
シークレットオブスモークのキーモルトは
- ピートモンスター(ブレンデッド)
- ラフロイグ(アイラ)
- アードモア(ハイランド)
- カリラ(アイラ)
- ボウモア(アイラ)
上記の他にもブレンデッドが使われていますね。
❇コンパスボックスのブレンデッドはバッチごとに原酒の構成比率が異なります。オフィシャルでは比率もPDFをダウンロードすると掲載されていますので、下記リンクよりご確認ください。
キーモルト1:ピートモンスターの特徴
流木の火のスモーキーさとより薬用ピートノートを組み合わせた、強力な沿岸フレーバーのスペクトルを誇っています。果樹園の果実と豊かな樽由来のクリーミーさは、多層の煙のバランスをとります。絵画ラベルが示すように、それは新しい泥炭の風景です。
おすすめ:ピートモンスター
先日コンパスボックスのモルトコレクションというセットを購入しました。中に入っていた「ザ・ピートモンスター」を今回は飲んでいこうと思います。 それでは今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思 …
キーモルト2:ラフロイグの特徴
香りは泥炭の煙、海藻の香りと「薬用」エッセンス、ほのかな甘さ。味わいは塩のヒントとピートの層で驚くべき甘さ。
おすすめ:ラフロイグ10年
ラフロイグのラベル変更の発表から結構経ちましたが「ラフロイグ10年(新ラベル)」を購入しました。そこでラフロイグ10年の新旧ラベルのレビューと飲んでみて思った違いなどをまとめてみます。 今回も飲んでみた感想をテイスティン …
キーモルト3:アードモアの特徴
シナモン・トフィー・はちみつ・繊細なピート香。クリーミーなバニラ・スパイス。シルクのような後味が長くつづく。
おすすめ:アードモア レガシー
先日「PEATED MALTS of DISTINCTION」というピーティなウイスキーの50mlセットを購入しまして、その中に入っているアードモア レガシーは始めてなのでレビューをしていこうと思います。 今回も飲んでみ …
キーモルト4:カリラの特徴
香りは柑橘系のフルーツとスモークそして微かにピートの香り。少し甘めな口当たりからピート、スモーキーさが余韻で長く続きます。ストレートで飲むと思ったよりも甘みが強く、ハイボールで飲むとしっかりとピーティでスモーキー。
おすすめ:カリラ12年
ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年のキーモルトとしても有名なカリラ。その中で今回私が飲んだのは「カリラ12年」です。ボウモアと並んでアイラ初心者におすすめされる事も多く、ストレート、ハイボールのどちらでも美味しい …
キーモルト5:ボウモアの特徴
ドライなスモーキー感と柔らかなフルーティー感の調和が見事。飲みやすさのなかに、個性的な潮の香が感じられるボウモアを代表する逸品。香りはスモーキー・レモン・はちみつ。味わいはスモーキー・ダークチョコレートを想わせるあたたかみのあるコク
おすすめ:ボウモア12年
私が初めて購入したボトルが「ボウモア12年」。それから数年が経ち私自身もウイスキーを飲み慣れたかなというところまで来ました。 そうした中で、今飲み直したら「ボウモア12年」をどのように感じるのだろうと興味が湧き再度購入し …
シークレットオブスモークのおすすめポイント
ピーテッドモルトの中心に広がる赤ワイン樽の意表を突く甘み、トフィー&アップルが徐々に強くなり、爽やかなチェリーに、ブルーベリー&オーツ麦のビスケットとマルサラワイン。
シークレットオブスモークからのおすすめ銘柄
シークレットオブスモークを飲んで気に入った方が次に手に取るおすすめの銘柄といえば、同社のブレンデッドであればピートモンスター、セレスチアル、トラベリングサーカスがおすすめです。
そしてキーモルトからシングルモルトを選ぶとすれば『ラフロイグ10年』か『ボウモア12年』になりますね。
よりピーティさを求める方はラフロイグを、シェリー樽熟成の柔らかなピート香を求める方はボウモアを選んでみてください。
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