ローランドウイスキーの特徴とおすすめ銘柄

スコットランドで造られるウイスキー(スコッチ)の中でローランドとで造られているローランドウイスキーの特徴や歴史、そしておすすめの銘柄をご紹介していきます。

ローランドウイスキーの産地と歴史

穏やかな気候で飲みやすく繊細なライトなウイスキーで知られているローランドモルト。昔は多くの蒸留所があったが稼働中の蒸留所は少なくなった。しかし現在蒸留所の新規建築も進んでいるそうで、新たな蒸留所から新しい銘柄が登場するのが待ち遠しい。

現在操業している蒸留所で有名どころではエジンバラ近郊の「グレンキンチー」、グラスゴー西郊の「オーヘントッシャン」だ。

ローランドで蒸留所が衰退したのは大都市周辺のため資本が流れやすく連続式蒸留器の導入が早く進んだためグレーンウイスキーの生産が増えたからだと考えられているんじゃよ。
えのき先生
えのき先生
ちーたくん
ちーたくん
先生。ローランドハイランドってどう違うのかにゃ
そのまんまじゃよ、ハイランドは北の方、ローランドは南のほうじゃ。
えのき先生
えのき先生

ローランドウイスキーの特徴

ローランドウイスキーは冒頭でも書いたとおり穏やかな気候風土のため飲みやすく繊細なライトウイスキーで知られている。

またローランドの伝統といえば3回蒸留。今もオーヘントッシャン蒸留所では3回蒸留が守られている。

蒸留を3回行うことでアルコール分がグッと凝縮されておる。それが軽やかでスッキリした味わいにも繋がっているんじゃ。
えのき先生
えのき先生

ローランドウイスキーおすすめ銘柄

ではローランドウイスキーをこれから飲み始めるという方からローランドウイスキーじゃなきゃ駄目だという方までおすすめできる銘柄を紹介しよう。
えのき先生
えのき先生

オーヘントッシャン12年 (700ml・40度)

オーヘントッシャン 12年

オーヘントッシャン 12年はローランドの特徴である、クセがなくマイルドで、食前や食中にぴったりのライト・ボディで、フレーバーもライトですが、風味に欠けることのない、まさにローランドを代表するモルトです。

アーモンドやキャラメルの甘さにシトラスの爽やかな香り。軽くて飲みやすく、繊細で爽やか。ジンジャーやナッツの余韻を感じる。

オーヘントッシャン12年 40度 700ml

グレンキンチー 12年 (700ml・43度)

グレンキンチー 12年

スコットランド最大級のスチルで蒸留されている。軽くドライで食前酒向き。花や草を感じさせるフレーバー、スッキリと甘い。

ローランドの牧草地を思わせる草の香りと少し青りんご。スッキリとまろやかな麦芽の甘み、甘すぎないバニラ、微かにジンジャー。

グレンキンチー 12年 43度 700ml

ローランドウイスキーの選び方

わかば
わかば
ローランドウイスキーは軽くてスッキリした味わいなんですね。
そうじゃ、ほんのり甘くスッキリドライがローランドモルトの特徴なんじゃよ。
食前酒で用いられることが多いが、ハイボールにして食中でも楽しめるんじゃ。
えのき先生
えのき先生
ちーたくん
ちーたくん
先生ならどれを買うにゃ?
まぁ初心者の最初の1本目としてもおすすめできる「オーヘントッシャン」がまずはおすすめじゃ。ローランド全体に言えるが飲みやすさには定評がある。
えのき先生
えのき先生

ローランドから1本選ぶとなれば「オーヘントッシャン」がおすすめです。軽くて飲みやすく、繊細かつさわやか。麦の甘さを感じられる良いローランドモルトです。

ローランドのウイスキーを飲んで美味しいと感じたかはハイランドやスペイサイドのウイスキーを試してみて下さい。

 

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