ビリー・ウォーカーの手により造られたスペイサイド×アイラのブレンデッド「マクネアーズ」。今回はマクネアーズを構成するキーモルトについての解説記事です。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
マクネアーズの特徴とキーモルト
マクネアーズのキーモルトは
- グレンアラヒー(スペイサイド)
- アイラ島のどこかの蒸留所
マクネアーズはアイラ島の蒸留所のモルトとスペイサイドの蒸留所のモルト原酒が使われているそうですが、調べてみて現状名前がデているのはグレンアラヒーだけでした。
キーモルト1:グレンアラヒーの特徴
香りはバタースコッチとレーズン、モカを伴った蜂蜜。味わいは蜂蜜、マジパンとバナナがたっぷりのバタースコッチ、レーズンにほのかにモカを伴う。
おすすめ:グレンアラヒー12年
マクネアーズのおすすめポイント
香りは麦芽糖やダークチョコレートと共にピートが広がります。味はしっかりとしたピートと共に、バニラ、麦芽糖、タンニンのアクセント。フィニッシュにヤチヤナギ、甘みのあるスパイスが広がります。
マクネアーズからのおすすめ銘柄
マクネアーズを飲んで違ったブレンデッドを飲んでみたい方におすすめの銘柄でブレンデッドであればデュワーズ15年、ジョニーウォーカーグリーンラベルあたりが価格帯で言えば競合相手になるのかな。
ただピート感がもっと欲しいという方には、逆に荒々しくはなりますがピートモンスターやビッグピートがおすすめです。
そしてシングルモルトを飲んでみる場合は、キーモルトとして公表されている「グレンアラヒー」は甘く華やかな味わいで美味しいですね。ピート感が楽しみたい方は「カリラ」「アードベッグ」といったアイラ島の蒸留所のシングルモルトを飲んでみましょう。
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