ブルックラディ ブラックアート

ブルックラディ蒸留所の幻の閉鎖前原酒が使用されているシリーズ「ブルックラディ ブラックアート」にスポットを当てて、このボトルの凄さやおすすめポイントなどを解説しようと思います。

この記事は銘柄のコアラインナップの中で、このボトルがどういう立ち位置なのか、またおすすめポイントなどをフカボリしていきます。

ブルックラディ コアラインナップからの立ち位置

現在ブルックラディのコアラインナップはこちらです。

  • ブルックラディ ザ・クラシックラディ
  • ブルックラディ アイラバーレイ(年1回)
  • ブルックラディ ジ・オーガニック
  • ブルックラディ ベアバーレイ
  • ブルックラディ ブラックアート

ブルックラディ ブラックアートの解説には少し歴史を知る必要があります。ブルックラディ蒸留所は1881年創業するものの、十数年で閉鎖されます。その後2001年に元ボウモア蒸留所のジム・マッキュワン氏などを中心に現在のブルックラディ蒸留所として復活しました。

このブルックラディ ブラックアートはこの閉鎖前蒸留所時代に造られた原酒も使われていると言われており、限りある原酒が味わえる唯一のシリーズです。

熟成樽や熟成年数

ブルックラディ ブラックアートはエディションナンバーでリリースされており、この記事を執筆している現在はブラックアート エディション10となっています。

このエディション10で紹介すると、ヘッドディスティラーのアダム・ハネット氏だけがブラックアートの構成比率や熟成樽を知っていて、完全非公開のボトルとなっています。

アルコール度数:45.1度。熟成年数は最低のもので29年熟成のようです。

公式テイスティングノート

香り:温かく魅力的な、明るいフルーティーなノート。香り高いトーストオークは、チョコレートプラリネ、杉、革、クローブとナツメグの微妙なヒントをもたらし、甘いアプリコットジャム、熟したメロン、ダークチェリー、ブラックカラントのフルーツノートに移動します。レモンの皮とグーズベリーを蜂蜜に浸した柑橘類の軽いタッチがあり、ヨウ素と革のヒントとバランスのとれたゼラニウムとハニーサックルの繊細なフローラルノートがあります。
味わい:オレンジ大麦砂糖、ジンジャーナッツビスケット、レモンメレンゲパイの後に甘いアプリコットジャムとマジパンが続きます。トーストしたオークは、滑らかなチョコレートとバニラのノートをもたらし、シロップのようなフルーツ、レーズン、プラム、メロンで美しく補完されています。時間が経つにつれて、ヨウ素とココナッツのヒントは、暖かい生姜とシナモンの繊細なオークスパイスで通過します。ベルベットの質感。
フィニッシュ:タブレットと滑らかなファッジは仕上げに柔らかさをもたらし、熟した柔らかい果実、微妙なタバコ、生姜のヒントが残ります。

出典:Bruichladdich Black Art 10 Islay Single Malt Scotch Whisky– Bruichladdich Distillery

※翻訳はブラウザの翻訳機能を利用しています。

ブルックラディ蒸留所のシングルモルトはボトルに書かれた番号をオフィシャルで入力すると、そのボトルのリリース年・使用樽の種類や数まで調べることが出来ますが、ブラックアートは例外のようですね。

とにかく素晴らしいフルーティさとブルックラディ蒸留所らしいモルト感、そこにバランスよく顔を出すスパイスのヒントが堪らない味わいなんじゃよ。
えのき先生
えのき先生

ブルックラディ ブラックアートのここが素晴らしい

ブルックラディ ブラックアート

ブルックラディ蒸留所は長期熟成にこだわっていないというのを耳にしたことがあります。オフィシャルラインナップを見ても大体10年前後ですよね。しかしこのブラックアートはエディション10だと29年熟成となり凄く長い熟成年数で2001年に復活したブルックラディ蒸留所と考えるとやはり閉鎖前のブルックラディ蒸留所で蒸留され長い年月熟成されたウイスキーが使用されているわけです。

深い熟成による口当たりの滑らかさと甘くフルーティな味わい。オーク由来のスパイシーさやウッディさといった通常のラインアップとは一線を画する香りと味わいが楽しめますね。

過去にタイムスリップした味わいを楽しめるのはブラックアートのみです。時間を超越する美味しさが堪能できます。

スコットランドの閉鎖蒸留所といえばポートエレン(現在復活計画進行中)やローズバンクといった稀にリリースされて話題を集めますが、このブラックアートもそういった蒸留所と同じ閉鎖蒸留所の原酒が使われているんじゃ。
えのき先生
えのき先生

フラッグシップとの比較

フラッグシップボトルであるザ・クラシックラディと比較してみると、そもそも閉鎖前と現行という事で全く違う風味ですよね。そもそも現在のブルックラディにしてもテロワールにこだわり素材での味わいの違いが現行のラインナップだけでも多いのです。

また長い熟成期間を経てまろやかにそして深みが増した閉鎖前蒸留所の原酒は凄く希少で、別カテゴリーにしょうかと迷いましたがブルックラディ括りでご紹介することに致しました。

ブルックラディファンのみならずウイスキーファンが唸るボトルに間違いありませんね。

ブルックラディの再建にあたって、多くの元従業員を呼び戻したと聞いたことがあります。当時の製法を知る方ももちろんいるじゃろう。もしかするとそういったレシピの復活もあるかもと期待してしまうのぉ。
えのき先生
えのき先生

ブルックラディ ブラックアートのおすすめの飲み方

ブルックラディ ブラックアートのおすすめの飲み方はストレートですね。

やはり一番本来の味わいが楽しめるストレート一択だと思います。勿体ないからというだけでなく、時代を超えてボトリングされたウイスキーをゆっくりと味わいたいですよね。

もちろんロックやハイボールにしても美味しいとは思いますが、ストレートで思いを馳せながらゆっくりと飲まれる事をおすすめします。

ブルックラディ ブラックアートの総評

ブルックラディブラックアートは希少な閉鎖前蒸留所時代の原酒が熟成された幾つもの樽からバッティングされて出来上がったシングルモルトです。

現在のブルックラディのクラシックラディであったりアイラバーレィが好きだという方は、また違った味わいを感じることでしょう。ただこの原酒は勿論限りある先人たちの遺産ですので、こうしたウイスキーを飲めるのはいつまでも続くわけではありません。

そういう意味でもウイスキーマニアの超上級者の方は一度は飲んでおきたいボトルですね。

 

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