私も初心者なりに書いてはいますが、ウイスキーのレビュー記事なんかを見ていると公式のテイスティングノートと少し違っていたり、人によって内容が若干違いますよね。
これは当たり前の事なんです。
味わいの感じ方は人によって違う
ウイスキーのテイスティングコメントには蜂蜜の香りとか洋梨の味わいといった何かに例えられて表現されることが殆どだと思います。
当然ウイスキーはシングルモルトなら大麦の麦芽から蒸留されたスピリッツを樽で熟成させて様々な風味の特徴を作っているわけで、直接蜂蜜が入っているわけでもなく、洋梨の果実を漬け込んでいたわけでもありません。
このウイスキーを飲んだ方がどのように感じたかを書いているのがテイスティングコメントなので、その人の感じ方で変わってくるわけです。
なぜ人によって感じ方が変わるのか
例えば蜂蜜の香りやバニラの香りだと、皆さん同じようなレビューをするかと思いますが、マンゴーのような果実になるとどうでしょう。
マンゴー自体を食べたことが無い方にはマンゴーという表現は勿論出来ませんし、また完熟マンゴーを食べたことがある方と食べたことが無い方ではまた違った表現になると思います。
そしてスコッチとなるとオフィシャルのレビューというのはスコットランドの方がテイスティングしたレビューですから、当然日本人の私達とは食文化・食生活も違いますし風味の感じ方は違って当然なんです。
より多くのテイスティングコメントを見る
ではどのようにしてテイスティングコメントを自分のなかで咀嚼するのかと言うと、自分の食生活と似ている方を探すのは至難の業だと思います。
レビューを書いている方が何を食べているのか、食べてきたのかなんてわかりませんからね。
そこで一番の方法は、出来るだけ多くの方のレビューを見るという事ではないでしょうか。勿論わかりやすい書き方の方もいると思いますし、例えが難しい方もいるかと思います。
日本人のレビューで、見やすいなぁというものから幾つか参考にするのが私は良いんじゃないかと思っています。中には共通する書き方をされている部分もあるかと思います。
そういった内容は、おそらく日本人にそのように感じやすいのかとも思います。これを参考に飲んでみて自分もそう感じられるかという事ですね。
そして感じられなかったとしても、それは貴方自身の味覚・嗅覚ですので間違いではありません。
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