世界最古の蒸留所と言われるキルベガン蒸留所のアイリッシュウイスキー「キルベガン」。ここではキルベガンの味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
キルベガン蒸留所とは
1757年 アイルランド中部キルベガンに設立されたブルスナ蒸留所。1762年に創業を開始しています。
不況により1953年に製造は中止され閉鎖されますが、1982年に蒸溜所の博物館として公開。1988年にはクーリー蒸留所がオーナーとなり最初は熟成庫のみを利用。その後タラモア蒸留所で使われていた蒸留釜を導入し蒸留所として再開。現在は博物館の経営も行っています。
キルベガンの種類と味の特徴
キルベガン
ダブル蒸留ブレンドウイスキー。ほぼすべてのミキサーを完璧に補完し、コーラ、ジンジャーエール、ソーダ、またはスタンドアロンショットとして楽しむことができます。
香り:甘いキャラメル、バニラ、トーストした木の香り。繊細な麦芽ときれいな穀物は、時間とともにより明らかになります
味:柔らかいアーモンドヌガー、ピーチ、キャラメル、バニラのフレーバーは、柔らかく軽いモルトシュガーのフレーバーですぐに仕上げます
容量700ml・アルコール度数40度
キルベガン スモールバッチライ
麦芽、大麦、約30%のライ麦の伝統的なマッシュを特徴とし、ライ麦を使用する記録の唯一の現代のアイリッシュウイスキーです。
香り:柔らかい緑色の果物は、豊かなクリーミーな香りと組み合わされ、白コショウ、柑橘類、柔らかいジンジャースパイス。
味:テクスチャーバニラクリーム、フローラルスパイス、クローブ、フォレストソレルの美しい温かみのある口当たりは、暖かいスパイスとビスケットに構築されています。
容量700ml・アルコール度数43度
キルベガン シングルポットスティル
1800年代後半の蒸留所の全盛期からの歴史的なレシピに触発された麦芽大麦、生大麦、2.5%オート麦のユニークなマッシュです。
香り:最初の新鮮なさわやかな香りに続いて、リンゴ、梨、メロンが続きます。ジャスミンとヘーゼルナッツのノートは、ほとんどハニカムの甘さと組み合わされています。
味:スパイスは明らかになりますが、夏の果物や柑橘類では威圧的ではありません。新鮮なミントの葉の風味で温め、豊かなクリーミーな口当たりにつながります。
容量700ml・アルコール度数43度
キルベガン トリプルカスク
熟成した樽の風味を吸収する甘いスピリッツです。元バーボン樽で熟成した後、元バーボンと異なる強化ワイン樽のマリッジで仕上げられています。
香り:ココナッツクリーム、バニラ、ゼリーフルーツ、夏のレッドベリー。
味:ウエハーのようなビスケットの甘さ、ヘーゼルナッツ、軽いスパイス、口の側面に素敵なドライオークタンニン。
容量700ml・アルコール度数43度
キルベガンのおすすめの飲み方
キルベガンのおすすめの飲み方はストレートやロック。スムーズで飲みやすくライトな酒質なので初心者の方でもストレートで飲みやすい。
ストレートでアルコールがキツイと感じる方は少量を加水するか、ロックグラスに注いで時間をかけて飲み始めることでアルコール感は弱まり、やさしい口当たりで楽しめます。
キルベガンをおすすめする方
キルベガンは口当たりの軽さと飲みやすさ、そして価格も優しいので初心者の方におすすめの銘柄。
優しくフルーティなりんご感と蜂蜜の甘味が感じられるので、アイリッシュファンの中でもフルーティなものが好きな方に人気のボトルです。
えのき商店 STAFFより
世界最古の蒸留所論争はいろいろとあるようですが、このキルベガン蒸留所と同じくアイルランドのブッシュミルズ蒸留所の名前が上がってますね。
ちなみにブッシュミルズの1608年創業なので、ブッシュミルズが最古じゃないのと思いますが、これも諸説あるようで当時のイギリス国王がブッシュミルズ蒸留所のある街の領主に蒸溜免許を与えた記録があるそうです。
しかし公式ではブッシュミルズ蒸留所は1784年に登録されています。公式登録から考えるとキルベガン(ブルスナ蒸留所)が世界最古となるわけですね。
こうした豆知識も面白いですね。
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