今回は宮城峡蒸留所限定の3種を入手したのでそのうちの1本「宮城峡シェリー&スイート」を飲んでみます。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
宮城峡シェリー&スイートの感想
さて宮城峡の蒸留所限定ウイスキーですが、実はこれが目玉なんじゃないかなと私は思ってます。宮城峡の甘く華やかな味わいから察するにシェリー&スイートというのが一番しっくりきています。
ニッカのシングルモルト「宮城峡」。 ウイスキーの価格が高騰し、とりわけジャパニーズウイスキーはお高いですよね。その中では価格の高騰があまり感じられない「宮城峡」ですが、評判は結構分かれてますね。今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
もちろんこれから飲むのでなんとも言えないんですがね。
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
宮城峡蒸留所オフィシャルでは、限定リリースのテイスティングノートを見つけられませんでしたが、宮城峡蒸留所オフィシャルのXアカウントでポストされていました。
“シェリー樽”で貯蔵した原酒を使用することにより甘い香りとシェリー樽の特徴的な濃い色合い、かつ赤っぽい色合いとなっております。
香り:熟した果実のフルーティな香りとレーズンや干しイチジクを思わせる甘い香り
味わい:ジューシーで甘酸っぱい口当たり
余韻:柔らかなふくらみのある甘さと少しビターな余韻
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
宮城峡シェリー&スイート ストレート
香りは蜂蜜とドライフルーツの甘い香り。レーズン香が強いように思いました。少しチョコレートっぽさもありますね。
味わいは少しピリつきはあるものの、レーズンの甘酸っぱさがまず広がり、そこからビターさがしっかりとしてますね。何度飲み直してもめちゃくちゃレーズン、そして余韻に向けてビターチョコやカカオ強めのニュアンスを受けました。
飲み応えありますね!しっかりとしたシェリー樽由来の味わいが愉しめてとても美味しいです。
宮城峡シェリー&スイート ロック
ロックにすると少しゴムっぽさを感じるようになりました。甘味は抑えられほろ苦いテイストですね。フィニッシュはやはりカカオ70%以上のビターチョコという印象です。
氷が溶け出すと徐々に甘味が復活してきます。時間経過での味わいの変化が顕著なので面白いですね。
結構苦みが強いので、好き嫌いは分かれるように思います。私はストレートの方が断然おすすめです。
宮城峡シェリー&スイート ハイボール
ハイボールにすると炭酸水で割ることでの酸味と共にシェリー樽熟成ウイスキーによくある渋みといいますかエグ味のようなものが出てきます。しかしそれはファーストアタックのみで、飲み慣れるとフルーティで美味しいハイボールですね。
途中でふわっと香るレーズンが心地よく、甘口ウイスキーながらもスッキリと愉しめる味わいです。
宮城峡シェリー&スイートの個人的評価
圧巻のストレートという感じですね。素晴らしく甘くフルーティ。レーズンもしっかりと現れてストレートは本当にシェリー&スイーツという感じです。
おすすめの飲み方は私は断然ストレートや少量の加水をおすすめします。ロックは氷が溶けてくるといいですが、非常にビターテイスト。ハイボールは少し渋みを感じますね。
食中酒向きではなく、食後にゆっくりとストレートを堪能したいウイスキーですね。
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