今年こそはと初オクトモア購入しました。「それなら12.1だろ!」と思われる方もいるかとは思いますが、甘臭いを体験したくてオクトモア12.2にしました。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
オクトモア12.2の感想
今回私が購入したのはオクトモア12.2でファーストフィル・ソーテルヌ ワイン樽で後熟されたものです。
因みに熟成期間は5年でフェノール値は129.7ppmと数値はめちゃくちゃ高いですよね。ただフェノール値は一つの基準というだけであって、ピートやスモーキーさを感じるのと私はちょっと違うかなと思ってます。
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
ファーストフィル・アメリカンオーク樽熟成原酒(50%)と セカンドフィル・アメリカンオーク樽熟成原酒(50%)を ヴァッティングし 2019 年よりファーストフィル・ソーテルヌ ワイン樽で後熟。
最初はメロン、蜂蜜、燻製アーモンドの素晴らしい香り。フルーツと蜂蜜のアロマが、トーストしたオークと土っぽい煙をほどよく抑えている。
甘美で柔らかいフルーティさが口全体に広がると、レモンピールとバニラがメロンとオレンジの花とともに前面に現れる。
フルーツとオークが少し色あせて、潮っぽいレモンの酸味がやってくる。心地よい土っぽいピートスモークが余韻を支配し、このウイスキー全体にオクトモアのDNAを刻み込む。
引用元:OCTOMORE 12.2 SAUTERNES CASK -レミーコアントロー-
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
オクトモア12.2 ストレート
まずは香りですが蜂蜜、甘いフルーツ香、若干のアーモンド、そして強すぎないスモーキーさが広がります。オレンジピールやレモンのような柑橘香とシロップのような甘い香りも感じられますね。モルトの甘い香りが強いですね。
口に含むと驚くほどライトでアルコールのピリ付きも全く無く、フルーティな甘味がまず強くレモンと蜂蜜の甘味が広がり、スパイスとドライさ、潮っぽさと強すぎないスモーキーさが余韻で長く続きます。フルーティな甘味からの酸味、じわじわと現れるスパイシーさとドライな余韻そして全体を優しく包み込む煙が心地よく美味しいです。
やはりフェノール値とスモーキーさを感じる感覚はやっぱ違うと思いました。オクトモア12.2は凄くライトで飲みやすく、高い度数なのにアルコールの刺激は全く感じないですね。
オクトモア12.2 ロック
ロックで飲んみると甘味が結構閉じちゃって勿体ないですね。代わりにスモーキーさがより感じられますが、オクトモア12.2でそこを求めるのはどうかなと思いました。
悪くはないんですが、ストレートが抜群に飲みやすく美味しいので、ロックはおすすめしません。
オクトモア12.2 ハイボール
期待薄ですがハイボールを飲んでみました。これが予想を裏切り甘味も思った以上に感じられ、スモーキーさが若干強まって美味しいんです。
甘臭いハイボールが好きな方にはおすすめ出来る味わいですね。ただやっぱり勿体ないかな。ストレートで飲んだ時のようなパーフェクト感はないですね。
でも私はハイボールも結構好きでした。
オクトモア12.2 個人的評価
おすすめの飲み方はやはりストレート。めちゃくちゃ美味しいです。結構高額ボトルですが価格に見合った美味しさだと思います。
ハイボールも私自身は美味しいと思います。まぁ勿体ないですし、ストレートの出来が半端ないので一度試してみたらどうですか?という感じです。
12.1スコティッシュバーレイや12.3アイラバーレイも飲んでみたくなりますね。特に12.3のアイラバーレイはペドロヒメネス樽熟成原酒が使われているので、興味がわきます。
オクトモアを今後は年1回のリリースに備えて、出来たら毎年買いたいと思いました。それほどにオクトモア12.2は美味しかったです。
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