アイルランドの首都 ダブリン生まれのアイリッシュウイスキー「ザ・ダブリン・リバティーズ」。ここではザ・ダブリン・リバティーズの味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
ザ・ダブリン・リバティーズとは
ザ・ダブリン・リバティーズのコンセプトは名前のリバティーズのとおり「自由・解放」。17~18世紀にヨーロッパでも悪名高い腐敗地区と言われたエリアを想起させ、ダブリン市民に時代の回顧を深めさせるのがコンセプトだそうです。
当時そのエリアの入り口にはオーク・デビルのプレートがついたコッパー・アリーと呼ばれる銅製のアーチがあったそうです。
ザ・ダブリン・リバティーズの製造責任者ダリル・マクナリーはブッシュミルズ蒸留所で17年間、マスター・ディスティラーを務めていました。その豊富な経験を活かし原酒の選定を行ったそうです。
ザ・ダブリン・リバティーズの種類と味の特徴
ザ・ダブリン・リバティーズ オーク・デビル
5年以上熟成したシングル・モルトとグレーンウイスキーのヴァッティング。バーボン・カスクにて後熟しています。
豊かで、大麦を中心とした香り、 黒い果物と柔らかい木の香り。滑らかでスパイシー、キャラメルやスポンジケーキのニュアンスを感じます。滑らかで長いフィニッシュ。舌の上でコショウのニュアンスを感じます。
容量700ml・アルコール度数46度
ザ・ダブリン・リバティーズ コッパー・アレイ
バーボン・カスクにて10年熟成した後、30年オロロソシェリーに使用した樽にて後熟。
際立ってフルボディのアロマ。大麦を感じさせるフルーティーで甘い特長的なシェリーのフレーバーが広がります。複雑で芳醇な味わい、シェリー独特の甘みが口の中で溶け合います。最後に大麦の風味がシェリーの濃厚な甘みを包み込みます。豊かで滑らか、舌の上で長く余韻が続きます。
容量700ml・アルコール度数46度
ザ ダブリン・リバティーズ マーダー レーン
熟成のフィニッシュを、貴重なハンガリー産オーク樽を使用。フィニッシュに世界三大貴腐ワイン「トカイ」を熟成させていた樽を使用することによって、ウイスキーの味に熟したアプリコット、白桃、ココナッツの様なアクセントを加えます。
溢れんばかりの甘い香りを感じられ、アーモンド、マジパン、13年間アメリカンオーク樽で熟成したことによるヴァニラの香りが特徴です。後味はドライで、口中をさしてくるようなスパイシーさが感じられます。
容量700ml・アルコール度数46度
ザ・ダブリン リバティーズ キーパーズ コイン
バーボン樽で熟成後にペドロヒメネス樽でフィニッシュ。トータル16年熟成のシングルモルト
柔らかいシナモン、バニラエッセンス、グースベリーの香り。味わいはブラックカラント、スモーキータバコ、ココナッツ、ダークチョコレートの豊かな香りが群がっています。長引くウッドスパイス、苦いダークチョコレート、乾燥ココナッツでミディアムからロングフィニッシュ。
容量700ml・アルコール度数46度
ザ ダブリン リバティーズのおすすめの飲み方
ザ ダブリン リバティーズ オーク・デビルはハイボールやロックがおすすめ。甘さの中にあるスパイシーさと大麦のやわらかな香りが最高です。
ザ・ダブリン・リバティーズ コッパー・アレイやザ ダブリン リバティーズ マーダー レーンはストレートやロックがおすすめ。後熟の樽の影響を一番感じ取れる飲み方です。
ザ ダブリン リバティーズをおすすめする方
アイリッシュ・ウイスキーファンはもちろんですが、クセがなく甘く口当たりが良いウイスキーが飲みたい方におすすめ。
スパイシーさもあり余韻も長く、飲み方を選ばず楽しめるのが特徴なのですが、初心者向けというよりは中・上級者向けの銘柄ですね。
えのき商店 STAFFより
大麦の香ばしさと甘味、そしてバーボン樽熟成のバニラ感、さらに後熟でのカスクの影響を受けそれぞれが非常に特徴的になっていますね。
アイリッシュウイスキーは口当たりの良さや滑らかさで知られていますが、飲みごたえあるフルボディで熟成感もしっかりと感じられます。
その分上記では中・上級者向けと書きましたが、初心者でも飲みやすく美味しいので多くの方に試していただきたい銘柄ですね。
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