ニッカウヰスキーの余市に続く第二の蒸留所「宮城峡蒸留所」。
余市とはタイプの違った風味が特徴ですが、今回は宮城峡の種類、味の特徴や飲みながら話せるウンチクなどをまとめてみます。
宮城峡の歴史と宮城峡蒸留所
1969年 宮城と山形の境に近い新川と広瀬川の合流する水と緑いっぱいの土地に宮城峡は建てられました。
この地を選んだ逸話として、新川の水で作った「ブラックニッカの水割り」を飲んだ竹鶴政孝氏が即断したと言われています。
宮城峡蒸留所は余市蒸留所とは違い大型バルジ型のポッドスチルを使い、スチームによる間接加熱で華やかさのあるモルトウイスキー原酒を造っています。
グレーンウイスキーの向上を目指しカフェ式連続式蒸留器を当時では西宮工場に導入。
その後1999年に宮城峡蒸留所に移されています。
宮城峡蒸留所ではカフェ式連続式蒸留機を使用しグレーンウイスキーだけでなく、モルトウイスキー、ウォッカ、ジンの製造も行っている。
宮城峡蒸留所内にもウイスキー博物館や有料試飲ができるBar、ショップが充実していて、完全予約制ですが蒸留所ガイドツアーも行われています。
宮城峡の種類と味の特徴
宮城峡(NV:ノンヴィンテージ)
宮城峡はローランドタイプで繊細でやわらかな風味が特徴的。
香りはりんご、洋梨、甘い花の香りとフルーティさが強く。
味わいはなめらかな口当たりにドライフルーツのような甘さがある。
フィニッシュにかけて麦の甘さやほのかなビター感、樽香が続きます。
容量700ml・アルコール度数45度
宮城峡 10年(休売)
軽やかな麦芽の甘さと樽の芳ばしさ。そして紅茶っぽい余韻。
丸みのある甘さとシルキーな味わいが特徴です。
容量700ml・アルコール度数45度
宮城峡 15年(休売)
カカオやナッツといった樽香と豊かな熟成感、スムーズな舌触りが特徴的です。
容量700ml・アルコール度数45度
宮城峡のおすすめの飲み方
もしも宮城峡のヴィンテージ(年数表記あり)を入手した場合はストレートがおすすめ。
宮城峡はバーボン樽とシェリー樽を中心によく使われていますが樽香を感じながら楽しみましょう。
宮城峡のノンビンテージは白州に比べ比較的入手しやすいので、コチラは飲み方を選ばず好きな飲み方で楽しんで下さい。
宮城峡の選び方
普段飲みで宮城峡を楽しむ場合は入手しやすい宮城峡NAになります。
相場的にもそれほどのプレ値という事もなく購入は可能です。
ただ年収表記のある宮城峡は現在休売中なので、全てがプレ値となっているので、余裕がある方はAmazonや楽天で購入可能です。
えのき商店 STAFFの意見
余市、宮城峡とノンビンテージでも人気のシングルモルトです。
ただネットショップやお酒に力を入れている大手スーパーなんかでも稀に見かけることは可能な銘柄です。
榎商店の取り組みについては、メルマガの購読者やTwitterで榎商店アカウントフォローしていただいてる方にお届け出来るよう考えていこうと思っています。
また余市や宮城峡にも限定ボトルはいろいろと発表されています。
一番は余市蒸留所や宮城峡蒸留所の見学ツアーに、参加してみるといいですね。
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