先日KAVALANの新作である「トリプルシェリーカスク」を購入してきました。シェリーはオロロソシェリーオークに続いて2つ目で期待しています。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
KAVALAN トリプルシェリーカスクの感想
カバランの通常シリーズの新作トリプルシェリーカスクはオロロソ、ペドロヒメネス、モスカテルといった3つのシェリー樽で熟成されているようですね。比率はどうなんでしょうね。
あとはKAVALANの特徴である南国フルーツ感とか、いろいろと気になるところもあるので、実際に飲んでみて感想を書いてみようと思います。
では早速ですが、まずは公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
3種のシェリー樽原酒の組み合わせで、そのキャラクターの主体はオロロソ由来のドライフルーツです。
香りは熟れたベリーとドライフルーツが鼻孔を満たし、新鮮なグレープや柑橘の香りに、チョコレートブラウニーやタフィーの甘さが絡みます。シナモンやクローブのスパイシーなヒントも、心地よいオークの香りや芳しいローズマリーと混ざり合うよう。味わいはオロロソシェリー樽由来のドライフルーツの余韻。まろやかな風合いで、暖かく滑らか。砂糖漬けのフルーツ、キャラメル、蜂蜜の甘さを想わせ、まるで活気あるフラメンコダンスのように味蕾をくすぐります。各々のシェリー樽熟成ウイスキーが、多層ながらも完璧なバランスです。
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
KAVALAN トリプルシェリーカスク ストレート
香りですが、甘いぶどうの香りが強いですね。極端に言えばブランデーの香りのようにさえ感じます。そしてチョコのような甘い香りと、若干クローブのスパイシーさはあります。
味わいはドライフルーツの甘み、ハチミツ、濃厚な甘みというよりは少し柑橘感もあり凄く飲みやすくさっぱりとした甘味のような印象を私は受けました。飲みやすいので直ぐに無くなっちゃいそうです。
飲みながらツイートしたとおりで、余韻に「あっカバランだ」と思わせる味わいがきますね。トロピカルフルーツ感といいますか、ディスティラリーセレクトでも感じられるKAVALANらしいフィニッシュです。
まぁストレート用ですかね。凄く美味しいですし、アルコール度数が40%ということもあり飲みやすいです。
KAVALAN トリプルシェリーカスク ロック
次はロックで飲んでみました。
香りは変わらず甘い香りですね。口に含むとチョコレート感がストレートより強くなった気がします。甘ほろ苦い感じが美味しいですね。
氷が少し溶けてくるとカスクストレングスではないので、結構味がぼやけちゃった気がします。少し勿体ないかな。
全然駄目だという事ではないんですが、トリプルシェリーカスクの魅力はぐっと落ちちゃった気がします。
KAVALAN トリプルシェリーカスク ハイボール
最後にハイボールにして飲んでみました。
そこそこシェリー感もありレーズンも感じます。少し甘いハイボールで美味しいです。突出してビター感が出るわけでもないですし、タンニンのような渋みもあるにはあるんですが、それ以上に甘味を感じられますね。
思ったよりも美味しいです。女性の方とか好きそうな味わいですね。
最後に私的総評
カバランのシェリーオークに比べると、明らかに甘みが強いと思います。ストレートの飲みやすさ美味しさは流石ですね。
ロックやハイボールも悪くはないです。ですがストレートが非常に美味しいので私はストレート一択かな。勿論私の主観ですので、皆さんは好きな飲み方で楽しんで下さい。
ソリストシリーズに比べてどうかとなると、ソリストの方が飲みごたえはあるかと思います。ただこういったライトな甘いシェリーも美味しいですね。比べるものでもないかな。
食後のデザートのようにKAVALAN トリプルシェリーオークは飲むと美味しいですね。
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