ウイスキー通に熱烈に支持されるアイリッシュ・ウイスキーの「レッドブレスト」。今回はレッドブレストの種類と味や特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
レッドブレストの歴史と蒸留所
レッドブレストが造られる蒸留所はミドルトン蒸留所で創業は1825年にマーフィー3兄弟によって設立。現在は1975年に生産拠点を移しています。旧蒸留所は現在博物館となって世界最大のポッドスチルが展示されています。
ミドルトン蒸留所ではモルトウイスキー、ポッドスチルウイスキー、グレーンウイスキーが生産されています。年間生産量はグレーンを合わせると6500万リットル近くになり、アイリッシュウイスキー全体の7割近くを占めているそうです。

レッドブレストの種類と味の特徴

レッドブレスト 12年
ミドルトン蒸留所のピュア・ポッドスチルで3回蒸溜された原酒を12年間熟成。
香りははっきりとしたトーステッドウッドの香りが伴う、スパイシーでフルーティーな複雑なアロマ。味わいは豊かな風味と複雑さ。スパイシー、クリーミー、フルーティー、シェリーそしてトーステッドノートの絶妙なバランス。
容量700ml・アルコール度数40度
レッドブレスト 15年
オロロソ・シェリー樽、バーボン樽で熟成。ノンチルフィルタード(冷却ろ過をしていません)。豊かでリッチな香り。芳醇かつまろやかな味わい。
香りは豊かでリッチな香り。 ベリー系フルーツとアロマオイルが、複雑かつバランス良くミックスされている。味わいはスパイスとトーステッドウッドとが合わさった、瑞々しいフレッシュフルーツの芳醇かつまろやかな味わい。
容量700ml・アルコール度数46度
レッドブレスト 21年
ファーストフィル・オロロソ・シェリー樽、バーボン樽で熟成。ノンチルフィルタード(冷却ろ過をしていません)。味わい豊かなドライフルーツなどへと広がる見事な香り。
香りはもぎたてのトロピカルフルーツ、ナッツ、味わい豊かなドライフルーツなどへと広がる見事な香り。味わいはソフトなバニラ、トーステッドオーク、シェリーの豊かな味わいに、ポットスチル由来のスパイシーな風味がアクセント。 甘いフレッシュフルーツの香りがクリーミーな口当たりの仕上げ。
容量700ml・アルコール度数46度
レッドブレスト ルスタウ シェリーフィニッシュ
ミドルトン蒸留所のピュアポットスチルで蒸留された原酒をバーボン樽とシェリー樽の組み合わせで9~12年熟成後、有名なシェリーメーカーのエミリオ・ルスタウ社がオロロソシェリーを熟成させていたファーストフィルの樽でもう1年間熟成。
香りはアップルジュース、ドライフルーツ、オーク、オレンジピール、ナシの実、生姜とクリームのキャラメル。味わいは甘くてフルーティかつクリーミー、タルトシトラス、ドライフルーツとチョコレート。
容量700ml・アルコール度数46度
レッドブレストのおすすめの飲み方
レッドブレストのおすすめの飲み方はロックグラスにクラッシュドアイスをいっぱいに入れた「ミスト」がおすすめです。そして通常のロックも!
またストレートで飲むとレッドブレストの奥深さが感じられます。

レッドブレストの選び方
レッドブレストは、フルーティ系かつシェリー系が好きで、ストレートやロックをよく飲む方におすすめの銘柄です。
初めての方がラインナップの中から選ぶとすれば、まずはレッドブレスト12年がおすすめですが、シェリー樽熟成をより感じたい方はレッドブレスト 15年、レッドブレスト 21年を購入しましょう。
ハイボールで楽しみたい方はレッドブレスト12年がいいですね。

えのき商店 STAFFより
冒頭でも書いたとおり、ウイスキー通に熱烈に支持されるアイリッシュ・ウイスキーとして名高いレッドブレスト。3回蒸溜のアイリッシュの特性とシェリー樽の熟成感が楽しめる銘柄です。
その甘さとフルーティさ、香りのフレッシュさが人気の秘密で多くのシェリーカスクファンを唸らせてきました。また12年は初心者の方にも飲んで欲しいボトルとなっています。
榎商店の各店舗はこちら
\在庫切れの場合はTwitterや各ショップのメルマガをご登録下さい/