アイランズモルトで2つの銘柄を製造しているトバモリー蒸留所。その中で「トバモリー」にスポットを当てて紹介します。今回はトバモリーの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
トバモリー蒸留所について
1798年に海運業を営んでいたジョン・シンクレアが設立。マル島のトバモリー漁港に面して蒸留所は建てられました。
トバモリーの意味はゲール語で「メアリーの井戸」の意味。
トバモリー蒸留所は休業・再操業を繰り返した後1993年にバーンスチュワート社が買収して再開されました。そこからシングルモルトに重点を置き、トバモリーだけでなくレダイグというモルトも造っています。
トバモリーはノンピートタイプでレダイグはフェノール値35ppmのヘビリーピーテッド麦芽を使用しています。
トバモリーの種類と味の特徴
トバモリー10年
香りは潮、バニラ、シトラス、ミント。そしてカカオのビターな香りが特徴。味わいはかなりドライでスパイシー。柑橘系とオレンジピールのようなビターさが感じられる。
容量700ml・アルコール度数46度
トバモリー12年
バーボン樽12年熟成。10年に比べ華やかさを感じる。
香りはりんご、バニラ、フローラル、樽香。味わいはアプリコット、バニラ、キャラメル、そしてシナモンのようなスパイシーさも感じられる。
容量700ml・アルコール度数46度
トバモリーのおすすめの飲み方
トバモリーはストレートやロックを少し楽しんだら、ハイボールで飲むのがおすすめです。トバモリー10年のドライでスパイシーな感じがまた違ったハイボールを味わえます。
トバモリー12年になると若干甘みが感じられます。
トバモリーをおすすめする方
トバモリーはアイランズモルトの中でも流通量は若干控えめな印象がします。元々スタンダードだったトバモリー10年もあまり見かけなくなりました。
現在ではトバモリー12年がスタンダードボトルのようですね。
ノンピートながら本当に微かにですがピートが感じられるのと、10年の想像以上にドライでスパイシーな味わいは他と違った特徴なので楽しめると思います。
えのき商店 STAFFより
トバモリー蒸留所の銘柄でいえば、レダイグの方が現在日本国内ので流通量は多いのかな。よく見かけますね。
ノンピートのトバモリーも10年・12年ともにすごく美味しい銘柄ですが、現在では10年はあまり見かけませんね。
またトバモリーはボトラーズリリースも豊富なので、興味がある方はボトラーズで選んでみるとさらに楽しめるのではないかと思います。
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