スコットランドで造られるウイスキー(スコッチ)の中でスペイサイドで造られているスペイサイドウイスキーの特徴や歴史、そしておすすめの銘柄をご紹介していきます。
スペイサイドウイスキーの産地と歴史
スコッチ2大聖地の一角を担うのがスペイサイド。現在60以上の蒸留所が稼働しているから驚きです。位置としてはスコットランドの北部、大きく言えばハイランドの中にあるがスペイサイドと分けられているのはそれほどに盛んだからです。
スペイサイドには有名銘柄を排出している蒸留所も非常に多く、シングルモルトスコッチの販売数1位〜3位を独占している状態です。
スペイサイドウイスキーの特徴
スペイサイドの特徴を一言で説明すると、フルーティで飲みやすい銘柄が非常にお多いというのが特徴です。飲みやすくハイボールにも合うので日本でも多くの方に飲まれています。
販売数の上位3つはグレンフィディック、ザ・グレンリベット、マッカランで、日本での輸入数の1位はマッカランだそうです。
スペイサイドウイスキーおすすめ銘柄
マッカラン 12年 ダブルカスク (700ml・40度)
その馥郁(ふくいく)とした香味から“シングルモルトのロールスロイス”とも評されるシングルモルトウイスキー「ザ・マッカラン」から、アメリカンオークシェリー樽原酒とヨーロピアンオークシェリー樽原酒をヴァッティングした「ザ・マッカラン ダブルカスク12年」
「ザ・マッカラン」らしい“芳醇さ”と、バニラを思わせるような香りや滑らかな甘みのあるバランスのとれた味わいが特長です。
グレンファークラス 12年 (700ml・43度)
グレンファークラスはピートによるスモーキー・フレヴァーがしっかり備わり、さらに全てをシェリー樽で熟成させるので、香味が濃厚で典型的なフルボディ・タイプのモルト。
12年は爽やかなシェリー香とピートのスモーク香が特徴。鮮やかなアンバーゴールド。 シェリー漬けのフルーツを彷彿させる、フレッシュで豊かな香り。 甘みとスパイシーさが絶妙のバランスです。
ベンロマック 10年(700ml・43度)
深いシェリーの香りが様々な香りと一緒に感じられる。
フルーツとナッツのチョコレート、繊細なスパイス、青リンゴ、麦芽のビスケット、かすかなピートと煙の香り。果汁たっぷりのラズベリー、シェリー、クリーミーな麦芽に加え、ほのかにピート香が感じられる。
グレンフィディック 12年(700ml・40度)
「グレンフィディック12年」は、世界で初めてシングルモルトウイスキーとして売り出した、シングルモルトのパイオニア。
アメリカンオークとスパニッシュオークの樽で最低12年間熟成し、新鮮な洋梨のようなフルーティな香りと、微量の樽香がもたらす複雑で上品な味わいが特長のウイスキーです。
ザ・グレンリベット 12年(700ml・40度)
ザ・グレンリベット12年は、アメリカン・オークやヨーロピアン・オークなどの樽で熟成されます。
アメリカン・オークで熟成するとバニラ風味が醸し出され、ウイスキーは明らかにスムースになります。
ザ・グレンリベットのマザーウォーターであるジョージーの湧水から得られるミネラル分豊富な水により、ザ・グレンリベット12年を特徴づけるフレーバーを形成するマッシングと発酵の工程で、最高の結果が保証されます。
アベラワー 10年 フォレスト リザーブ(700ml・40度)
スペイ川沿いのアベラワーの村で1826年から創業。
バーボン樽とシェリー樽で熟成されたモルト原酒を、コニャックの熟成に使用されるフレンチリムーザンオーク樽でフィニッシュさせた逸品です。
グレンキース1993 23年(700ml・52.6度)
ウイスキーマガジンならではの独自のネットワークと専門家の目利きにより厳選されたハイクオリティーなシングルカスクモルト。
グレンキース1993はホグスヘッドの23年熟成。シングルカスク、カスクストレングスでボトリング。複雑な広がりから一転し、小気味よく切れ上がる変化の面白いシングルモルトです。
バルヴェニー ダブルウッド 12年(700ml・40度)
バーボン樽で熟成後、シェリー樽に詰めかえ後熟。2種の樽による絶妙なハーモニー。
赤みを帯びた深い琥珀色で、甘く繊細な熟成香があります。深みのある力強いコクがあり、後味にはシェリー樽由来の豊かな余韻が残ります。
グレンアラヒー 12年(700ml・46度)
バーボン樽で熟成後、シェリー樽に詰めかえ後熟。2種の樽による絶妙なハーモニー。
赤みを帯びた深い琥珀色で、甘く繊細な熟成香があります。深みのある力強いコクがあり、後味にはシェリー樽由来の豊かな余韻が残ります。
カーデュ 12年(700ml・40度)
ライトタイプでやや甘みを帯びた上品な香味と、スムースでメローな味わいは、モルトの入門編、あるいは女性向きのモルトとしてぴったりです。
フィニッシュはやや辛口でスパイシー。華やかな甘さはまさにスペイサイドのシングルモルト・ウイスキーらしい特徴です。
ノッカンドゥ 12年(700ml・43度)
それぞれのボトルには同じシーズンに蒸留したシングルモルトしか詰められていません。このようなシングルモルトは他にはほとんど全くといっていいほど無く、ノッカンドゥの際立った個性となっています。
スペイサイドの中でも特にデリケート、フルーティで繊細な味わいを持ち、スムーズではありますが、花のような香り、ナッツのような香り、そしてかすかなスモーキーさが何層にもなって複雑に絡み合います。
クラガンモア 12年(700ml・40度)
卓越したシングルモルトの産地として、また鮭の釣り場として広く愛好されてきたスペイサイドを代表する蒸留所。創設者ジョン・スミスが設計した、上部が平たい独特のポットスチルがエレガントなウイスキーを生み出します。
その極めて複雑な香りと味わいは、上部の平らなポットスチルを採用したことで生まれたものです。花や果物の香りと、甘くウッディなスモーキーさが際立ち、洗練さと複雑さを兼ね備えています。
スペイサイドウイスキーの選び方
本日のおすすめ商品はこちら
榎商店の各店舗はこちら
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています