ウイスキーのフィニッシュって何?

ウイスキーの紹介文で度々目にする『フィニッシュ』という言葉、実際どういった場合にこの言葉が使われているのかを簡単に解説してみます。

フィニッシュの意味

フィニッシュはウイスキーを樽で熟成させた後、さらに風味をつける目的でシェリー樽等を使って熟成させる時に使う言葉で『後熟』といった言われ方もします。

「詰め替え熟成」という言葉がわかりやすいかの?このフィニッシュで使われる樽は違うお酒の熟成に使われたものが多いんじゃよ。それによって、ウイスキーの香味をより複雑にしてくれるんじゃ。
えのき先生
えのき先生

ウイスキーのフィニッシュに使われる樽の種類

フィニッシュに使われる樽には色々なお酒の熟成に使われた樽で、シェリー樽・ポートワイン・マディラワインといったワインの熟成樽の他にコニャック・カルヴァドス・ラム・テキーラの熟成樽も使われます。

メジャーなのはシェリー樽フィニッシュじゃな。また銘柄によっては○○フィニッシュカスクというような種類を出しているものもあるんじゃ。
えのき先生
えのき先生

フィニッシュカスク代表のウイスキーといえば

このフィニッシュカスクという「詰め替え熟成」で有名なのはグレンモーレンジィじゃ。使用する樽にも非常にこだわっているからこその繊細な風味が人気につながっているんじゃな。
えのき先生
えのき先生

グレンモーレンジィのカスクフィニッシュシリーズ

グレンモーレンジィはウッドフィニッシュを初めて市場に投入しました。そこから樽のパイオニアとよばれています。

ではカスクフィニッシュシリーズをまとめてみよう。

  • グレンモーレンジィ ラサンタ(シェリー)
  • グレンモーレンジィ キンタ・ルバン(ルピーポート)
  • グレンモーレンジィ ネクター・ドール(ソーテルヌワイン)

グレンモーレンジィオリジナルを飲んだ後に、様々なフィニッシュカスクの味わい・香りを感じてみましょう。
ラサンタはシェリーの甘くフルーティな風味、キンタ・ルバンはブラックチョコとミントを思わせる風味、そしてネクター・ドールは爽やかでクリーミーな風味になっています。

グレンモーレンジィ ラサンタ 12年 46度 700ml

グレンモーレンジィ キンタ・ルバン 14年 ポートカスクフィニッシュ 46度 700ml

グレンモーレンジィ ネクター・ドール ソーテルヌカスク 46度 700ml

まとめ

ウイスキーのフィニッシュという言葉の意味は理解できたかの?
えのき先生
えのき先生
わかば
わかば
より繊細で深い味わいを楽しめますね。
ちーたくん
ちーたくん
先生、これ色んな樽で作れば物凄く多くの種類のウイスキーが作れるにゃ
そう簡単でもないんじゃ。
短期間の後熟とはいえ熟成させる期間・手間も必要。何よりベースとなるオリジナルのウイスキーとの相性が非常に重要なんじゃよ
えのき先生
えのき先生

 

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