ウイスキーの表現方法に『オイリー』という言葉があります。実はこのオイリーという表現には2つの使われ方があります。
このオイリーとはどういう事なのかを解説していきます。
1つ目のオイリー表現「舌触り」
ウイスキーの表現に使われる『オイリー』とは舌にまとわりつくような粘性。とろみ感を表します。
決して悪い表現ではなく少々オイリーなウイスキーの方が飲みごたえがあります。
2つ目のオイリー表現「香り」
オイルを連想させるアロマ、例えばバターやオリーブオイルと言った美味しそうな脂の香りの場合にも「オイリーな香り」として表現に使われます。
オイリーなウイスキーの中でも人気の高い3銘柄を紹介します。
ラフロイグ 10年
薬品を想わせるヨード様の独特な香りに、 味わいは濃厚でやや塩っぽく、ドライな後味といった強烈な個性。言わずと知れた”アイラモルトの王”と呼ばれるウイスキー。
容量700ml・アルコール度数40度
アードベッグ 10年
初心者の方におすすめとは言えないほどのヨード香、そしてスモーキーさにハマると他では物足りなくなります。オイリーでほろ苦く深いコクが特徴的。
容量700ml・アルコール度数46度
スプリングバンク 10年
ぴりっとした塩気にシナモン、ナツメグ、ほのかにバニラエッセンスを感じる味わい。『モルトの香水』と呼ばれるほど香り高く、芳醇なウイスキーです。
容量700ml・アルコール度数46度
比較用にノンオイリーなウイスキー
初心者の方が自宅飲みをする時にオイリーな1本だけを飲んでも解りませんよね。そこでもし飲み比べを行うならスッキリした味わいのウイスキーで飲み比べてみて下さい。
グレンフィディック12年
フルーティで品の良い甘さのアロマと軽快なミントのフレーバーが特徴的。酒質は軽くクリーンなモルトとしても人気。
容量700ml・アルコール度数40度
ザ・グレンリベット12年
香りはトロピカルフルーツや花の香り夏の草原を想わせる香りがエレガントに調和。味わいはザ・グレンリベット特有のバニラはちみつの甘さを伴う芳醇でソフトな風味。
容量700ml・アルコール度数40度
まとめ
初心者におすすめのスモーキーなウイスキーの中で「ボウモア12年」はアイラウイスキー入門にも凄くおすすめですが、このボウモア12年もトロっとした舌触りでオイリーなウイスキーになります。
アードベッグは上級者向けなので、スモーク感も合わせて試してみたい方はボウモア12年がおすすめです。
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